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2016/04/14

北海道開拓の父 ~ 島 義勇

札幌の礎を作った男と称される「島義勇」の像が、北海道神宮内と札幌市役所ロビーに設置されていることを知る方は、そう多くないと思われます。

 

私は、小学校時代の副教本「私たちの札幌」で、「大友亀太郎」と共に「偉人」として教わったことを覚えています。

 

「島義勇」は、佐賀の生まれで「佐賀七賢人の一人」とされているほど高名な政治家であり、148年前の明治2年に開拓御用掛として任命され、その後に「開拓史判官」として就任されています。

ほぼ原野であった札幌の地を「五州第一の都」(世界一の都)を造ると壮大な構想を掲げて指揮をとられたと伝わっています。

 

その後、「島義勇」は、明治8年4月13日に斬首刑に処されてしまいます。

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昨日、北海道神宮内で「島義勇顕彰の集い」が地元から多くの関係者がお集まりになられて催され、佐賀県からは佐賀市長、市議会議長、県副知事、県議会議長ほか大勢の方々が早春の北海道までお越しになり、更には子孫の方が静岡からお出でになられての集いとなりました。

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島判官の想いは、現代の私たちにどのように繋がれているのでしょうか・・・

いまの私たちの暮らしぶりは、島判官にどのように映っていることなのでしょうか・・・

 

現在、環境生活常任委員を拝命していることや、北海道政に関わる者として、2年後に迫る「北海道150年」が「輝き続ける北海道」への良いきっかけとなるように、施策の充実を図って参りたいと考えています。

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間もなく北海道にも桜の便りが届く頃となりましたが、私たちがGW前後にお世話になる円山公園の桜は、明治八年に島義勇の鎮魂の想いを込めて、手稲山から移植された150本の山桜が最初とされているそうです。

今年は、そんな想いに耽けながら桜を楽しみたいものだと思いました。

 

 

 

ウィキペディア参照

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B3%B6%E7%BE%A9%E5%8B%87