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2015/07/20

九州視察報告 ~FDA 丘珠~北九州 チャーター便~

丘珠研究会・・・、既に3年以上60回を数える会議を重ねたこの会議は、丘珠空港を有効活用することで札幌は勿論のこと、北海道を元気にする実効性の高い丘珠地区の再開発をも視野に入れて研究を続けてこられました。
加森会長を筆頭に、道見重信前道議らが中心となって、丘珠空港でのジェット機就航を実現のものとされてこられました。

昨年の丘珠~小松間を皮切りに、今年は丘珠~北九州、丘珠~神戸など着実に定期航路の道筋を整えているところでもあります。

悪戯に丘珠空港をジェット化しようと企てている訳ではなく、丘珠空港という「札幌の宝」を北海道創生の起爆剤として位置付けて、現在高橋はるみ知事も掲げられている「外国人観光客300万人プロジェクト」を実現させる為の確信的手段として、一つ一つ実績を積み重ねているところです。

丘珠空港そのものに限らず一帯の再開発を視野に入れて、もはや避けられない人口急減の手当としても大きな手段となるに違いないと確信しています。

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報告が遅れてしまいましたが、そんな中で北海道議会が閉会となった翌日の7月11日に丘珠~北九州のチャーター便に搭乗させていただきました。

残念ながら7月4日の初便には北海道議会が開会中でだったこともあり登場できませんでしたが、2便目となる11日は道見重信前道議や丘珠研究会の加森会長はじめ多くの皆さんとご一緒させていただくこととなりました。

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あっという間の2時間フライトです。

しかも自宅から丘珠空港まで車で10分程度の距離ですから、かなり快適な移動でした。

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北九州空港に到着後は、小倉で「焼うどん」発祥とのだるま堂で昼食を頂くことができました。

せっかく九州まで飛んだのですから、先日世界文化遺産に指定される内定となった「軍艦島」を見学しようと長崎まで移動しました。

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あいにくの台風9号の余波で渡船が欠航となり、残念ながら対岸から眺めるだけとなりましたが、

噂通りに「軍艦」そのものです。折角なので「軍艦島資料館」で近代日本の産業の歴史の一端を学ばさせていただきました。

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その後は長崎原爆資料館へ向かい、戦争の酷さを間近に感じることとなり、改めて今を生きる私たちの責務を痛感したところです。

昨今「安全保障関連法案」の取り扱いで大騒ぎとなっていますが、「戦争」をしないということは勿論なのですが、「国を守る」「国民を守る」という大義を冷静に考えさせられる機会となったことは言うまでもありません。

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北九州市役所には、加森会長、宮村札幌市議会議員、北海道庁の長谷課長と同行させていただき、北橋市長が公務出張中とのことで梅本副市長を表敬訪問させいただきました。
石狩新港工業地帯を抱える「札幌」と北九州工業団地帯を抱える「北九州」が直接結びつくという大きな意味を双方が実感できるように、着実に交流を積み重ねていくことを確認することができました。

表敬訪問後は現場レベルでの意見交換に同席させていただき、港湾空港局の酒井課長、横川係長、安藤主査と地方空港が抱える様々な課題についてお話しすることができました。

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新千歳空港と丘珠空港、福岡空港と北九州空港、双方がそれぞれの関係性を整えながら活かし合うことで、より強みとして活かすことが可能であるとの意見の一致となりました。

空港設備だけなのではなく、各地に分散する観光施設を周遊して頂ける環境が何より大切であるとのご意見は、今回九州を周遊して実感できたことでもあることから、北海道における13空港を如何にして利便性の高いものへと位置付けるだけなのではなく、地域それぞれの特性を活かした数多くの観光地づくりが、何度も北海道へお越しいただくことのできる環境づくりとして必要であるとの考えに気付かされたところであります。

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9月18日に京王プラザホテル札幌で丘珠研究会のフォーラムが開催されます。

当日は札幌市と北海道に提言書が手渡されることとなっています。

これまでの研究の成果や積み重ねた実績を基にして、これより先は行政の決断力と実現力で札幌と北海道の明るい未来を切り拓いていくこととなります。

私、道見やすのりも、北海道議会で微力ながらこの提言の実現へ向けて働いて参ります。

北の元気玉 道見やすのり拝