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2017/06/28

平成29年北海道議会第2回定例会 一般質問「ジオパークの取り組みについて」

皆さんは、「ジオパーク」をご存知ですか?

詳しくは質問内容をご覧いただきたいのですが、嵌ると深い世界なんですよ(笑)

 

最近「ブラタモリ」という番組(NHK)http://www.nhk.or.jp/buratamori/を好んで観ている私にとって、この「ジオパーク」を北海道の宝として活性化させる必要がある観光資源として捉えているのです。

 

如何です? 今度一緒に「ブラドウミ」( *´艸`)

 

 

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C,ジオパークの取り組みについて

 次に、ジオパークの取り組みについてです。

 本道には、世界ジオパークとして洞爺湖有珠山、アポイ岳の2地域が認定され、また日本ジオパークにおいても、白滝、三笠、とかち鹿追の3地域が認定されておりますが、本年度、十勝岳ジオパーク構想が加盟を申請し、旭川市でも周辺自治体と連携して、神居古潭などを対象とし日本ジオパークへの加盟を検討する動きがあると聞いております。

 北海道の観光振興にとって、希少価値が高く貴重な地形や地質を守り、教育や観光に役立てる自然公園であるジオパークは、他の地域と異なる本道ならではの価値発信につながり、観光施策として有望な取り組みではないかと考えております。

 しかし、現在のジオパークの道内での取り組みは、地域ごとでの個別の活動が中心となっております。

 

 最近では、地形や地層、そして地域の成り立ちの経緯を独特の視点でまとめて上手に見せることで人気を博すテレビ番組があるほどで、放映後に訪問客が増えている現象が起きているとお聞きしています。このことからも、ジオパークにおける潜在的なニーズを掘り起こす手段の余地は十二分に残っていることが判ります。

 

 道内各地に存在するジオパークを道の有力な観光資源とするためには、道としてどのように地域と連携し、活用する考えなのかを明らかにして、取り組みを推進していくことが必要と考えます。

 道は、最近のジオパークを巡る状況をどのように認識し、どう対応していく考えなのか、伺います。

 

 

<答弁>

ジオパークの取組についてでありますが

 

 ◯ ジオパークは、自然と人間の共生を深く理解できる

  環境教育の場としての活用のほか、積極的に観光振興に

  生かしていくことが可能な魅力的な地域資源であると認識。

 

 ○ 道内では、世界ジオパークの2地域を含め、

  5地域が日本ジオパークとして認定されているが、

  さらに現在、新たな認定に向けて、十勝岳が申請されているほか、

 

来年度には、アポイ岳のある様似町において道内2回目となる

  「日本ジオパーク全国大会」の開催が予定されるなど、

  各地域での動きが活発化しているところ。

 

 ○ 道としては、今後、関係市町村や振興局などで構成する

連絡会議を設置し、地域と一体となって、地域経済の活性化に

  つながるよう、ジオパークの魅力の磨き上げや、

  より一層の情報の発信に取り組んでまいる。