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2014/10/17

「雪は作物を豊かにする。雪の下には未来がある。」 ~ ホーレス・ケプロン

本日、プラザ新琴似で展示中の「黒田清隆のパネル展」を見学に行って参りました。

支援者の方に強く勧められて立ち寄った展示でしたが、お恥ずかしながら自らの勉強不足を戒めることとなったのは言うまでもありません。
私も長く札幌に住んでおりましたが、実のところ小中学校で教えられたはずの「北海道開拓史」についてはほとんど記憶に残っていないのが実情でありました。(^_^;)

札幌大通公園10丁目に建立されている「黒田清隆」と開拓使顧問であった「ホーレス・ケプロン」の銅像をご覧になったことはあるでしょうか?
小学校の現地学習の一環で立ち寄ったことがある程度で、あとは毎年7~8月のさっぽろビアガーデンで近くを歩く程度であったことと思われます。

1870年に北海道開拓使次官となられた黒田清隆公は、1871年に米国・欧州へと旅行し、北海道開拓に関わる様々な知識と経験を吸収して来られました。そして後の北海道開拓使顧問となられる米国農政長官であったホーレス・ケプロンを紹介されるのでありました。

北海道においては、ウィリアム・S・クラーク公、クラーク博士があまりにも有名でありますが、このケプロンが後の北海道開拓に大きく影響を与える献策を黒田清隆長官に授けることとなっていったようです。

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これより子細な歴史については他の文献に頼ることとさせていだきますが、今回プラザ新琴似でパネル展を見学させていただいた資料の中で心に残った言葉が、この投稿のタイトルにさせていただいた「雪は作物を豊かにする。雪の下には未来がある。」でした。

目下、毎朝街頭演説で皆さまに「北海道の強みを活かして未来を整えていかなければならないのです」とお話をさせていただいているところでもあります。

私たちにとって「雪」は弱みでもあり、半年もの間「雪」に閉ざされることによる損失は計り知れないものとなっています。

がしかし、その「雪の下には未来がある。」と説かれたケプロンのお言葉は、現在を生きる私たちに時空を超えて、今一度子供たちや子孫たちや私たちの未来に対して「誇りと自信に満ちたまち」を開拓魂を持って築いていかなければならないと諭していただいているのだと感じたところでありました。

わたくし、道見やすのりは、「北の元気玉」の精神で、元気で明るく強い北海道を実現して参る所存なのであります。

何卒ご支援いただけますようによろしくお願い申し上げます。

                    「北の元気玉」 道見やすのり拝

※1 参考Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E7%94%B0%E6%B8%85%E9%9A%86

※2 プラザ新琴似 http://www.city.sapporo.jp/kitaku/machi/center/shinkotoni/index.html