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2014/12/29

ほんの些細な呟きです。

毎朝、街頭演説を続ける私ではありますが、時折他の方の街頭演説をお聞きする機会に出くわすことがあります。
そんな中から感じたことを書き留めておこうと思います。

1,批判のための批判
 特に野党系の方々に多いのですが、体制に反論することがこの日本を良くするとお考えならば、それは
 違うのだと思います。
 「自民党の何々が悪い!」「安倍政権は倒さなくてはならない!」と絶叫されているのを見ていると
 なんだか悲しくなります。
 時にそれが国政を目指す方であったりするから尚のこと始末が悪い(-_-;)
 この道を志す前から感じていたことなのですが、批判のための批判を繰り返していては国民の心を動かす
 ことは出来ないとだと考えています。
 それほど国民はすでに成熟し、そのことに何度となく騙されてきた経験を忘れてはいないのだと思います。
 必要なことは対案であり、その案が確実に実行できるかの確証であり、その案を実行した時の未来を示せる
 ことなのだと考えています。
 「消費税反対」「原発即時廃止」「集団的自衛権行使反対」等々いくらでもネタは尽きませんが、ならば
 具体的な対案を示すべきなのです。
 五年前の埋蔵金ブームで民主党は政権交代を実現しましたが、とどのつまりどうなったのかは論ずる必要
 すらないのが実態です。その失態の責任すらとれないでいるのが現実です。
 耳触りのいい政策を並べ連ねても聴く耳すら持てません。
 
2,地方議員を目指すなら地方政治を語れと言いたい
 国会議員を目指すならまだしも、堂々と地方政治を目指すと表明しながら「消費税反対」だとか「集団的
 自衛権反対」など国政レベルの演説を繰り返す方が多過ぎると思っています。
 いくら秀でた政策を訴えても無用の長物、もしくは他人の受け売りなのではないでしょうか?
 地方政治を目指すなら、天下国家を見据えつつも、どのようにこの危機を脱していくのかをより具体的に
 身近な政策として訴えて頂きたいと考えています。
 北海道なら北海道の、札幌なら札幌の・・・
 
 表現の自由を保障する日本において、基本的には節度さえ伴えば主義主張を言い表すことは許されていること
 ではあります。
 しかし表現する以上は、同時に実行させる担保を伴わせなければそれは空論に過ぎず、主体的に表現した以上
 は責任を自覚していただかなくてはなりません。
 ともすれば国政に代表も出せていない団体が税制や外交をいくら訴えても、それは道民市民を欺いていると
 しか表せない現実がそこにあることをご存じないのかとお伝えしたいのです。

 「他人の振り見て我が振り直せ」 早速明日からの自身の街頭演説を見直してみたいと思います。
 まさしく大義を語り、その大義こそ我々にとって必要であることを説き、だからこそ都度に振れずに
 各政策を語ることができる政治家になりたいと思うのでありました。

3,いよいよ2014年も暮れようとしております。
 皆さまには本年も大変お世話になりました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
 迎える2015年が皆様にとって佳き年であることをお祈りしております。
 後援会事務所は正月休み返上で開いております。
 初詣のお帰りの際にお寄りいただければ幸いです。

                       北の元気玉 道見やすのり拝