本日午後1時過ぎより環境生活委員会が開催されました。
その中で「2R(リデュース・リユース)の取組みについて」質問させていただきましたので、その全文を公開させていただきます。
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リサイクルよりも優先順位の高い2R(リデュース・リユース)については、平成25年5月に国が策定し「第三次循環型社会形成推進基本計画」において、特に、リユースについては主要な循環型産業の一つとして位置付け、リユース品が広く活用されるとともに、リユースに係る健全なビジネス市場の形成につながるように取組みを進めることとしています。
先ごろ、環境省では、この取組の一環として、全国の市町村へのリユースの展開・波及の観点から、6つの効果的な推進方策を示し、市町村におけるリユースの取組方法やこれを実施・展開する際のポイント等を整理した「市町村による使用済製品等のリユース取組促進のための手引き」を策定し、今後、都道府県を通じて、市町村に対して同手引きの情報提供を行い、市町村におけるリユースの取組の推進を図っていくとの報道がありました。
そのような中にあって、北海道では、平成22年4月に策定した「北海道循環型社会形成推進基本計画」の中間見直しを、平成26年度に実施しています。その中で、循環型社会の着実な形成に向けて、引き続き、道民やNPO、事業者等と連携・協働のもと、それぞれの地域特性に応じた取り組みを進めることとし、特にリデュースとリユースの2Rの取組みをより一層推進するとされています。
そこで、北海道としての2Rの取組状況などに関して質問させていただきます。
各答弁をいただいたところではありますが、もう一点指摘させていただくこととします。
本件も含め、行政が関わる取組みの場合、往々にして民活の議論がなされることと思います。
公正・公平を是とする行政としての姿勢を理解できない訳ではありませんが、むしろ、より民間の活力を積極的に取り込んだ取組みの効果は、その目的の実現性をより高みへと導くことが出来るものと考えています。
北海道が未来に渡って「勝ち組」となっていくためには、国の方針に基づく横並びな地方施策を展開することだけでは、その限りは明らかなのであります。
北海道らしさを活かした、北海道の強みを生かした、道内事業者の気概を十二分に発揮し活躍していただける施策を推進していただくためにも、北海道庁として官民の垣根を越えた謙虚な政策の実行者であっていただきたいと思うのです。先に述べた「ハンドブックの編集」や「共同ポスターの作成」など比較的取り組みやすい協働については、是非にでも実現させていただけますようにお願い申し上げて、この質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
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