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2016/02/1

そのまちの魅力 ~HERO待望論~

昨日、「北24条のファミリーコンサート 第3回に~よん音楽祭」が、札幌サンプラザにおいて「スローライフ・に~よん実行委員会」さんの主催で行われました。小泉実行委員長はじめ多くの実行委員会の皆様におかれましては、機微に入る設営大変お疲れ様でございました。後半に見学させていただきましたが、多くの笑いと掛け声で溢れたアットホームな雰囲気に包まれていて、とても楽しまさせていただきました。ありがとうございました<m(__)m>

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札幌市北区内では、「新川さくら並木連合町内会」さん主催の「さくらフェスティバル」をはじめ、篠路こども歌舞伎や新琴似歌舞伎といった開拓農民の文化を伝承されている等々、多くの文化芸能活動が展開されています。

連合町内会によっては、独自の「音頭」や「踊り」を大切に守り、次世代につなげていこうとされる活動も盛んで大変頼もしく参加させていただいています。

 

町内会や商店街は私たちの暮らしの基本であり、家族が安心安全に過ごす上で欠かせぬ「まちづくりの基礎」となっています。

しかし、昨今では町内会への参加を望まれない方々や郊外の大型店出店に伴う個人商店の閉鎖などが相次ぎ、元気を失いつつあるのが残念でもあるところです。

「まちづくり」は「ひとづくり」でもあります。

しかも一つ一つの積み重ねでしか成し得ないものであります。

私たちは、東日本大震災をきっかけとして「絆」が大切であることを思い知るに至ることになりましたが、何も「災害の備え」としてのその役目だけなのではなく、町内会や自治会が行政サービスの一環であることも再認識していただき、当たり前にあるものなのではなく、「地域住民の皆さま」と「行政」が力を合わせて創り上げるものであることを今一度知っていただく必要があると感じています。

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「個人」や「自由」が慮れる現代にあっては、「おせっかい」がカギとなっていくに違いありません。

「個」が守られるのみなのではなく、その実現の為には「和/輪」が必要なのであり、時に「個」より優先される場合があることを知っ(教え)ておく必要があるのではないでしょうか。

昔からまちには、「おせっかい」な叔父さんや叔母さんがいらっしゃったものです。

いまとなっては、私たちはそんな「ヒーロー」や「ヒロイン」が必要なのではないでしょうか?

北の元気玉 道見やすのり拝