昨日、「北24条のファミリーコンサート 第3回に~よん音楽祭」が、札幌サンプラザにおいて「スローライフ・に~よん実行委員会」さんの主催で行われました。小泉実行委員長はじめ多くの実行委員会の皆様におかれましては、機微に入る設営大変お疲れ様でございました。後半に見学させていただきましたが、多くの笑いと掛け声で溢れたアットホームな雰囲気に包まれていて、とても楽しまさせていただきました。ありがとうございました<m(__)m>
札幌市北区内では、「新川さくら並木連合町内会」さん主催の「さくらフェスティバル」をはじめ、篠路こども歌舞伎や新琴似歌舞伎といった開拓農民の文化を伝承されている等々、多くの文化芸能活動が展開されています。
連合町内会によっては、独自の「音頭」や「踊り」を大切に守り、次世代につなげていこうとされる活動も盛んで大変頼もしく参加させていただいています。
町内会や商店街は私たちの暮らしの基本であり、家族が安心安全に過ごす上で欠かせぬ「まちづくりの基礎」となっています。
しかし、昨今では町内会への参加を望まれない方々や郊外の大型店出店に伴う個人商店の閉鎖などが相次ぎ、元気を失いつつあるのが残念でもあるところです。
「まちづくり」は「ひとづくり」でもあります。
しかも一つ一つの積み重ねでしか成し得ないものであります。
私たちは、東日本大震災をきっかけとして「絆」が大切であることを思い知るに至ることになりましたが、何も「災害の備え」としてのその役目だけなのではなく、町内会や自治会が行政サービスの一環であることも再認識していただき、当たり前にあるものなのではなく、「地域住民の皆さま」と「行政」が力を合わせて創り上げるものであることを今一度知っていただく必要があると感じています。
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「個人」や「自由」が慮れる現代にあっては、「おせっかい」がカギとなっていくに違いありません。
「個」が守られるのみなのではなく、その実現の為には「和/輪」が必要なのであり、時に「個」より優先される場合があることを知っ(教え)ておく必要があるのではないでしょうか。
昔からまちには、「おせっかい」な叔父さんや叔母さんがいらっしゃったものです。
いまとなっては、私たちはそんな「ヒーロー」や「ヒロイン」が必要なのではないでしょうか?
北の元気玉 道見やすのり拝
馴染みがあるところでは札幌駅西口の北側に、一番有名なところは東京駅八重洲側正面に、意外なところでは国会議事堂裏手の北海道東京事務所にあって、いまでは全国で多くの皆さんに好評をいただいている「どさんこプラザ」がシンガポールにもあることを皆さんはご存知でしょうか?
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シンガポールにお住いの日本人の方はここ数年で急増していて、その数は4万人弱とされています。
シンガポール川沿いに建つノボテル(ホテル)の地下のョッピングモール内に明治屋さんが出店されていて、その一部に店を構えています。
週末には大勢の日本人やシンガポーリアンで賑わうそうです。
お寿司や天ぷらなど日本食が注目される中にあって、シンガポールでも日本食に対する関心は非常に高いものとなっているそうです。
実際に店の中を歩いてみると、自宅の近所のスーパーマーケットで見掛ける食材が数多く並べてあります。
特に生鮮食料品の品揃えは引けをとりません。驚きです\(^o^)/
その中でも「どさんこプラザ」では道産品に特化した品揃えが整っていて、シンガポール国内における「北海道」の注目度と比例して売り上げも順調なようでした。
更に週末ともなるとイベントが行われ、直接道内から出向いて各地産品を売り込む会社が多数いらっしゃるようです。
このようにして、確実に私たちの「HOKKAIDO」が積極的にアピールされて、北海道に対する関心がどんどんと高まっていく様子は、高橋はるみ知事が目指される「外国人観光脚300万人」「道産食品1000億円」の達成へ向けて、力強い最前線基地として役立つものであることを確信してきたところでもあります。
北の元気玉 道見やすのり拝
シンガポールをここで紹介させていただくことは無粋だと思われますが、基本的な情報のみ羅列すると…
・1963年 英国から独立
・現在では、貿易・交通・金融の中心地
・シンガポール島を中心とする44の島からなる国で、国土面積は東京23区程度(埋め立てが進み、現在では23区面積を超えているそうです)
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千歳から羽田経由で13日午前6時半にチャンギ国際空港に到着し、休む間もなく市内視察へと出掛けました。
私にとって初めてのシンガポールでありましたので、現地のガイドさんに付き添っていただき、シンガポールの過去→現在→未来を理解しやすく解説をお願いしたところでありました。
最初に向かったのは「シンガポールシティギャラリー」です。中心部は勿論のこと、国土の全体のあらましが展示されています。
無知な私は、2010年7月にマリーナ・サン・ベイズが落成し、ベイフロント開発が完了したと捉えておりましたが、決してそんなことはありません。
それは序章でしかなく、東京湾岸再開発に匹敵するような巨大な再開発事業が目白押しであることが理解できました。
彼らは、限られた国土を如何にして有効に活用することを、更には世界中から投資を呼び込むかにあらゆる英知を注ぎ込んでいると感じることができました。
既に世界有数の貿易金融大国となっていますが、それに決して満足することなく、その先、更にその先を思い描き、計画を実現している様は、成長を渇望する獅子(シンガポールの語彙は「ライオンの町」だそうです)そのものであると認めざるを得ません。
地の利を生かし、立国の精神を忘れることなく成長を続けるシンガポールが、今後ともにアジアの、世界の成長を牽引し続けていく事は、誰もが認める既定路線であることでしょう。
小さな島国であることから、彼らにとっての避けられぬ国家的課題は、水資源の確保となります。
現在はマレーシアからパイプライン二本(既に一本は契約切れで閉鎖済み・残りも2061年には契約切れ)で水を購入しています。
決してそれで十分ではありませんから、ニューウォーター(高度な浄化技術で再生された水)の活用や様々な国家的プロジェクトによってライフラインを確保しようとしています。
過日の北海道シンガポール事務所のオープニングセレモニーで配られた「いろはす(ハスカップ)」が、大好評だった位です。
水を当たり前のように使う私たちは、今一度「水」について見つめ直す必要がありそうです。
同じ「水」であっても、「美味しい」ことや「新鮮」であること、そして「安心・安全」に口にすることができる「水」ですら、私たちの『強み』であることを思い知ることができました。
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そのシンガポールで、いま北海道に熱い眼差しが向けられているのです。
日本食はもちろんのこと、北海道の食材に対して並々ならぬ注目が寄せられていることを実感したものであります。
シンガポールをシンガポールのみとしてではなく、ASEANの中心地として、アジアや世界への入り口として捉え直して戦略・戦術を練り上げて、私たちが短中期的に目指す「外国人観光客300万人プロジェクト」や「道産食品1000億円輸出プロジェクト」の達成の実現を成し遂げなくてはなりません。
御旗は立ちました。あとは実行あるのみです。
北の元気玉、その為に必要な政策を一つ一つ実現・実行・前進させて参ります。よろしくお願い致します。
北の元気玉 道見やすのり
去る1月20日(水曜日)に、「道見やすのり連合後援会 女性部鏡開き」を開催させて頂きました。
本年より装いを新たにして行われる事となり、どれくらいの方が来て頂けるのか若干の心配もありましたが、当日は心配された天候も回復し予想以上に大勢の方にお越しいただき、開始時には座り切れない位の大盛況でした。
本当にありがとうございました。
特製のハチミツ入りの甘酒やお汁粉、後援会の皆様が持って来てくださった自家製のお漬物など、どれもおいしいと大好評でした。
今回が初めての開催となり、まだ不慣れな事もあり行き届かぬ点もあったかとは存じますが、次回の開催へ向けてよりお楽しみ頂けるよう努めて参りますので、引き続きご支援頂けますようお願い申し上げます。
道見やすのり事務所スタッフ
平成28年1月14日(木) この日は高橋はるみ知事の肝いり政策で準備が進んでおりました「北海道シンガポール事務所」の開設式並びにオープニングセレモニーが催されました。
私、道見やすのりも昨年4月の当選以来、この政策により勢いを付けて参るためにも議会で議論を深めてきたところであり、第2回定例会に引き続き第3回定例会の一般質問並びに予算特別委員会において、「行政機関の出先」としての消極的な事務所機能に留まることなく、民間企業がより活動しやすく実益を出し続けることができる、所謂「痒い所に手が届く」事務所としての能力を兼ね備えなければならないことを、具体的に提案させていただいたところであります。
近い将来に北海道が人口減少で苦しむこととなるのは明白なのであり、その対策として中期的戦略としての「外国人観光客300万人プロジェクト」と「道産食品輸出1000億円プロジェクト」を何としても実現させるためには、この「北海道シンガポール事務所」が果たさなければなせない役割は非常に大きなものとなるのです。
今後も事務所がしっかりと機能して、多くの北海道マニアが、アジア中に世界中に増えていくためにも、北海道シンガポール事務所への第2・第3の支援策を、議会において議論精査の上で実行させて参りたいと考えております。
なにはともあれ、この日は高橋はるみ知事や遠藤連議長を頭に関係者が多数参加し、現地からも大勢の北海道ファンにお集まりいただくことが出来ました。
福島町からはマグロ一本を持ち込んでの解体提供、参加者が舌鼓を打って喜ばれたことは言うまでもありません。
また各地から参加された自治体や企業の皆さんもご地元や商品の売り込みに余念がありません。
開所式から始まり、北海道ビジネスセミナー、オープニング・セレモニーと盛り沢山の行事は、道庁側が期待するよりも多くの方々がお集まりいただいたに違いありません。
同時に、多くのシンガポーリアンにとって「HOKKAIDO」に寄せる熱い眼差しを十二分に感じ取ることが出来ました。
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わずか60時間程度の滞在でしたが、シンガポールというアジアの経済中心地を具に視て廻ることができましたので、今後何度かに分けてレポートさせていただきたいと思います。
よろしくお願い致します。
北の元気玉 道見やすのり拝
本日も麻生の五差路交差点で朝の街頭演説を務めさせていただきました。
なまら寒かったですw(>_<) 口廻りが悴んでしまい、上手く喋ることが出来ません。
手が冷え切ってしまい、マイクを持つ手が震えます。
もともと滑舌がいい方ではありませんので、大した変わらなかったのかもしれません(苦笑)
しかし、そんな時はいつもより大きな声で挨拶申し上げるに限ります。
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本日は、先週視察に出向きました北海道シンガポール事務所の開所式並びにオープニング・レセプションの報告を中心にお話しさせていただきました。
高橋はるみ知事や遠藤連議長を初めとして多くの関係者は基より、現地の政府要人や旅行業関係者など「北海道応援団」の皆さんがお集まりになられる中で盛大に執り行われました。
北海道に寄せられている期待はかなり大きなものであると実感できましたし、様々な方と情報交換させていただく中にあっては、北海道シンガポール事務所の機能ばかりか、その発信力の為により大きな支援が必要であることも理解することができました。
北海道が将来に渡って元気であり続けるために推し進められている「外国人観光客300万人」と「道産食品輸出1000億円」実現のためにも、この北海道シンガポール事務所が果たすべき役割は大きなものとなります。
これまで各定例会で議論を深めてきたところではございますが、より現実を目の当たりにすることによって、より具体的に支援を継続し拡大していく必要性を訴えていく所存でございます。
幸いにして着任された所長が、すこぶる高評価であることから、全力で応援させていただく覚悟であります。
引き続き議会で議論を深めていくことで、皆様にお誓い申し上げている「北海道の元気を取り戻す」「北海道を強くする」原動力として参りたいと思います。
※詳しくは別の投稿にまとめさせていただくことにします。
北の元気玉 道見やすのり拝
昨春に行われました統一地方選挙におきましては、皆様に多大なるご支援とご声援を賜り、お陰様をもちまして優秀な成績で当選させていただくことができました。これからも皆様からのご恩を決して忘れることなく、常に謙虚に「北の元気玉」として地域と北海道を強くするために汗を流す所存でございます。
さて、初めての新年を迎えるにあたり、日頃の感謝の気持ちをこめまして、応援して頂いている後援会の皆様・企業・支援団体の皆様をお招きして、道政報告会を兼ねました『平成28年道見やすのり連合後援会新春の集い』を下記の日程で開催させていただくことになりました。
何かとお忙しい中とは存じますが、万障お繰り合わせの上、是非ご参加いただけますようお願い申しあげます。
【日 時】 平成28年2月8日(月) 午後6時30分より
【会 場】 札幌サンプラザ 2F 金枝の間 札幌市北区北24条西5丁目 ☎011-758-3111
【連絡先】 道見やすのり後援会事務所 担当 三河 ☎011-773-1211
道見やすのり事務所スタッフ
※本質問については、平成28年1月6日付 北海道新聞朝刊 4面で取り上げていただきました。
【エゾシカの有効活用について】
エゾシカの有効活用が様々に議論されている中、民間では一部の品目で海外輸出が始まっているとお聞きしております。食肉としてのみではなく、エゾシカの有効活用を目指してHACCP対応やブランド化の方向性などを模索している北海道にとっては朗報であると考えられます。これまで国内における有効活用についてのみ議論がされてきましたが、今後、海外輸出の道が拓けていくことになる際には、これまでとは全く異なる環境が生まれてくることが予想されます。よって、北海道が関係団体等と積極的に協議を重ねて、エゾシカのブランド化をより推進していくための環境を整えて、発信する必要があると思うのです。この分野においてアジアを、世界を視野に入れる時、その輸出マーケットはこれまでのそれとは異なり、大きな市場を有し、経済性が高く、取り組み方次第では急拡大が期待されることとなり得ます。
そこで幾つか質問させていただきます。
①まずは、有効活用と保全の両立についてです。
一般社団法人エゾシカ協会のホームページによりますと、明治初頭、北海道開拓使が外貨獲得のために目論んだシカ皮やシカ肉の大量輸出計画は、非常な乱獲を招いたとされています。運悪く豪雪にも見舞われて大量餓死が重なり、エゾシカは一時、絶滅寸前にまで激減したのです。そこで、政府は方針をシカ保護に切り替え、昭和中期まで続く長い禁猟時代が始まります。北海道は1998年には全国に先駆けて「道東地域エゾシカ保護管理計画」を策定。総合的な科学研究に基づいて対策を更新しながら、人間活動とシカとの軋轢を軽減すると共に、シカの安定的な生息水準を確保することになります。新たに海外輸出が本格化することが見込まれるいま、生物多様性の観点からエゾシカの有効活用と保全を両立させることが、本委員会でも度々議論されてきたところでありますが、道の見解を伺います。
<答弁>
今後のエゾシカ対策についてでありますが、エゾシカの絶滅を回避しながら、適正な管理を行い、エゾシカと人間の共生や本堂の豊かな生物多様性の保全とその持続可能な利用を図ることが必要であると考えている。
こうした中、平成22年度からの緊急対策期間における各種施策の実施により、エゾシカの生息数は減少傾向にあるものの、未だ約48万頭という高い水準にあり、引き続き、捕獲対策を進めていくことが収容であると考えている。
道としては、食肉だけではなく、ペットフードとしての利用や角、皮の加工といった活用促進を図るなど、より多くの皆様が貴重な地域資源を最大限活かしていくための取組を進めていくことが重要と考えている。
②次に、輸出の現状についてです。
北海道では、エゾシカの海外輸出についての現状を認知・把握されていますか。また食肉・皮・角などを輸出するにあたっての条件など、エゾシカの輸出の現状について、どのようになっているのかを伺います。
<答弁>
輸出にあたっての条件などについてでありますが、エゾシカは「と畜場」での処理の対象外となっており、輸出検査に必要な「と畜検査証明書」を取得できないため、エゾシカ肉ゆ加工されていない角や皮などについては、現時点では輸出できない状況。
一方、エゾシカ肉の缶詰・レトルトなどの加工食品については、こうした証明書などが不要のため輸出が可能であり、また、角や皮などの加工品については、伝染病の心配がないことなど、輸入国が求める要件を満たすことにより、輸出が可能と承知しており、角の加工品が輸出された事例もあると聞いている。
なお、これらの輸出量や輸出先などについては、貿易統計などにはエゾシカに関するデータがなく、把握できないところ
③次は、利活用率の向上についてです。
12月の環境生活委員会において、我が会派の同僚議員が食肉としての利用状況について質問され、答弁がありましたが、現在、食肉としての活用率は、直近で捕獲数に対して18パーセント程度に留まっているとのことでした。現在では、まだ一部の品目に限られているとお聞きしていますが、海外という大きな市場を相手に輸出による消費拡大が進めば、当然、良質な原材料を確保していく必要が出てきます。その為にたくさん捕獲することも考えられますが、まずはこの活用率を高める枠組みやルールを整えることにより、原材料を確保し、経済性を高めていくことが重要と考えます。聞くところによると、エゾシカ肉をより美味しく食べていただくには、捕獲してから処理するまでの時間を短くすることが大きく影響するとされていて、捕獲現場での何らかの下処理方法の確立やその環境整備等が必要とされているのではないでしょうか。
さらに活用率向上に加えて、食肉以外の活用も含めて、国内のみならず、海外からの需要を高めていくためにも、ハンターさんや食肉処理業者、販売者が一体となってエゾシカの価値を高めていくことが重要であると考えています。 見解を伺います。
<答弁>
有効活用についてでありますが、捕獲したエゾシカを貴重な地域資源として、さらに活用していくためには、食肉のほか、ハムやソーセージなど加工食品やペットフードとしての利用、さらには、角、皮の活用も進めていくことが重要。
このため、道では、ハンターに対して、食肉として利用する上での衛生面の知識に関する普及啓発を行ってきており、また今後、食肉をはじめ、角、皮の活用も可能となるような捕獲技術などをPRするとともに、ハンターと関係する事業者との連携が必要と考えている。
このほかも、食肉処理事業者に対しては、このたび新たに設けた認証制度を踏まえ、より高度な衛生管理に取り組むよう働きかけるとともに、飲食店・販売店や消費者に対しても、認証制度を広く周知して、安全・安心なエゾシカ肉をPRするなど、捕獲から有効活用までの一貫した取組をより一層推進することによりエゾシカの価値を高め、利活用率の向上につなげてまいる考え。
④最後に、エゾシカブランドの価値をより高めるためのルールなどについてです。
国内はもちろん、海外を含めると需要量は非常に多くなることが予想され、エゾシカ製品のブランド化に向けては、食肉を含めて幅広い利活用に取り組むためのルール作りが必要ではないかと考えます。仮に輸出が進み、流通が増え、経済性が高まってから対応したのでは遅いのです。
「あるもの」を提供するのではなく、「求められるもの」を提供することが出来て、初めて私たちの目指す北海道ブランドの価値が高まるというものではないでしょうか。
エゾシカ肉をはじめとするエゾシカ製品が求められて、海外輸出も含めてこれから一層需要が拡大した時には、そのニーズに合わせた戦略が必要なのであり、ハンターさんや食肉処理業者などが有効活用を適切に推進していくためのルールやガイドラインのようなものが必要であると考えますが、そのルールはいつ頃までに整える考えであるのかも併せて、道の見解を伺います。
<答弁>
エゾシカの有効活用についてでありますが、エゾシカの食肉処理量は、この五年間で1.6倍の485トンとなるなど、近年、エゾシカ肉の認知度や需要が高まり、ホテルやレストランなどでの料理提供や家庭での消費も増えている中、今後とも、食肉の需要拡大により一層努めることはもとより、角の加工品が輸出された事例もあり、角や皮の活用を進めていくことも必要と考えている。
このため、食肉に関して、今年度、モデル事業として実施している生体長距離輸送による肉質の影響調査や認証制度の導入による衛生管理の充実に加え、皮や角などに関しても、加工する事業者とハンターや食肉処理事業者などの連携により、有効に活用されていくことが望ましいものと考えており、道としても、関係者による協議の場を設け、意見交換を行うなど国内外において、活用されるよう努めてまいる考え。
【指摘】
幾つかの質問をさせていただきましたが、それらを踏まえた上で指摘をさせていただきます。
まず、北海道がこれまで取り組んできたエゾシカ対策やブランド価値の創造が功を奏して、その認知はもとより、適正な管理の下で道内におけるエゾシカの生息数は落ち着きをみせているものと考えられます。しかし、今回質問させていただいているように、海外の需要に応えていく上では、その状況は大きく変化していくものと容易に想像できるのであります。これまで何度となく議論を重ねてきた私たちは、このチャンスをどのように捉えるかによって、これまでの取組みを活かしきることが出来るかを問われているといっても過言ではないと考えています。
例えば、捕獲数のみならず捕獲方法などについては、必要な知識と技術が伴った資格者に、現場での下処理作業を衛生的に施すことで、目指す高品質な原材料を確保できるような環境を整えることや、食肉処理施設にあっては肉のみならず、皮や角などについても流通にのせやすい状態に加工しておくことによって経済性を確保することを普及させるなど、道が果たすことのできる役割はまだまだ多く残っていると考えています。
そして、そこにはハンターさんを初めとした食肉処理事業者や皮や角の加工販売者など関係する方々に、何が求められている姿であるのかを共有していただき、協力し合うことで、衛生的に効率的に経済性を高めてエゾシカブランド価値の更なる向上が可能になるものと考えられるのです。
最後の質問では、いつ頃までにルールやガイドラインを整えるお考えであるのかもお聞きしましたが、残念ながらお答えいただくことはできませんでした。
また、これまで度々質問されてきた関連する内容にあっても、当事者の皆さんが「求められている」ものを、道が確保してきたとは言い難いものとなっていることは否めません。
人口減少・人口急減が進行する中で、まさに北海道の元気の源を将来に渡って生み出していく責務がある私たちが、北海道ブランドを最大限に有効活用しなければならない今、このチャンスを逃す訳にはいかないのです。
ここは改めて「求められているもの」を正面から受け止めていただき、それを早急に実現のものとする一方で、生物多様性の見地から保全との両立を可能とすることができるように、道としての役割を果たしていただけるように指摘しておくこととします。
以上で私の質問を終了させていただきます。ありがとうございました
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今回の質問にあたっては、多くの方々に関心を持っていただくことができました。
同様のお考えをお持ちの道民の方が多いことの査証かと思っております。
引き続き調査研究を続けて、道議会で議論を重ねて、「北海道の強み」として確立させて参ります。
よろしくお願いいたします。
新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。
さて、来る1月20日(水曜日)に、例年行われておりました新年女性部鏡開きを、『道見やすのり連合後援会女性部鏡開き』として、新たな装いで下記の日程で行わせていただきます。
当日は、甘酒とお汁粉などをご用意させて頂きたいと思いますので、何かとご多忙の中とは存じますが、新年のご挨拶の場としてお友達をお誘いあわせの上、お気軽にお越しくださいますようお願い申し上げます。
【日 時】平成28年1月20日(水) 午前11:00~ 終日
【場 所】道見泰憲後援会事務所 札幌市北区太平8条5丁目2-5
【連絡先】電話 773-1211 担当 三河
道見やすのり事務所スタッフ
新年あけましておめでとうございます<m(__)m>
まずもって、皆さまにとりまして、本年も益々飛躍の年となられることをご祈念申し上げます。
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我が家は札幌市北区太平にございますので、氏神様は篠路神社にお世話になっております。
その昔、太平にも神社があったそうですが、その後篠路神社に合祀されることとなったと地元の方に伺っております。
その篠路神社へ新年2日の挨拶廻りの途中で、無事に初詣をさせていただくことができました。
昼間でしたが随分と並んでおられましたので、夫婦揃って最後尾へと並びます。
どのような内容だったかまでは覚えておりませんが、他愛もない会話ではありましたが、ちょっとしたキッカケで夫婦共に大笑いとなりまして、笑い声を抑えるのが困るほど笑わせていただきました(笑)
とても幸せな気分で初詣させていただくことができました。有難いことです。
昨年は、家族にとっても大きな試練の年となりました。そして大願成就させていただいておりますので、その感謝の念と新年を無事に家族と迎えられたことへのお礼を申し上げることが出来ました。
そして本日4日は、月曜日、朝の街頭演説をいつものように務めさせていただくことができました。
今日が仕事始めの方が多いようで、いつも通りに大勢の方々が地下鉄の入口へと足早に進まれます。
例年になく大変穏やかな年末年始となりましたので、足元も路面が出ていて歩きやすそうでした。
いつも通りの朝のご挨拶も程々に、新年のご挨拶をさせていただきました。
「あけましておめでとうございます」「本年も何卒よろしくお願いいたします」
皆さん口々に「おめでとうございます」と返していただき、大変健やかな気分で街頭演説を務めることが出来ました。
早いもので朝の街頭演説を務めるようになって18か月が経とうとしております。
この期間を通して常に皆さまにお訴えしていることは、何も変わっておりません。
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皆さまの暮らしにに元気をお届けるために、あなたの暮らしに元気をお届けするために、北の元気玉は、身命賭して働いて参ることをお誓いさせていただいております。
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何度も何度も、繰り返し繰り返しお誓い申し上げている訳は、継続させていただいているからこそ、自ずとそれに背くことが出来なくなると固く信じているところでもありますし、それ程までに強くお誓いすることで、政治活動において何を「背骨」にして判断していけばよいのか自信が湧いてくると信じているところでもあります。
まだまだ新人の域を脱することのできない「北の元気玉」ではございますが、それを恥じることなく、元気玉らしく、謙虚な心を忘れることなく働いて参る所存でございます。
この正月の間も精一杯働いていらっしゃる方々が大勢いらっしゃったことと思われますが、そのような方々に支えられながら幸せな正月休みが過ごせたことに感謝申し上げながら、2016年申年、本格的に始動させていただきます。
何卒よろしくお願い申し上げます。
北の元気玉 道見やすのり拝
今年も早いもので仕事納めの日となりましたね。
お店が年末年始も開店しているのが当たり前となってしまった最近では、正月休み返上で働く方も多いことと思われますが・・・(*´Д`)
弊所では、道見しげのぶ先生の代から地域の方々によって、大掃除から神棚の整えなど滞りなく新年を迎える準備が着々と進んでおります(‘◇’)ゞ 本当にありがたいことです。只々頭が下がる思いです。m(__)m
今日は月曜日です。いつものように麻生の五差路交差点、北海道銀行さん前をお借りしての街頭演説を務めさせていただきました。小雪舞い散る今朝は、寒さもさほど気にならぬ程度でありました。
思い返せば、昨年の7月3日以来、15ヶ月続けてきた朝の街頭演説も随分と顔馴染みも出来ていて、気持ちの良い朝の挨拶を交わすことができております。勇気百倍です(笑) 本当にありがとうございます。
皆様に道政を身近に感じて頂くことができるように、多少耳の痛い内容であったとしても「真実」をお伝えしていかなければならない役割があるのだと信じて継続させていただいているところであります。
「悠々として急げ」 まさに北海道議会議員としての役割を全うすべく活動して参る所存でございます。
新年は、1月5日から環境生活委員会で「エゾシカの有効活用」について質問をさせていただくことになっていて、その準備に追われる年末となっています。
1月20日(水)午前11時からは、弊所で婦人部で主催される「鏡開き」が行われます。
2月8日(月)午後6時半から、札幌サンプラザで後援会主催の「新春の集い(道政報告会)」が行われます。
いずれもご案内を差し上げているところではございますが、多くの皆様にお集まりいただけますようにお願い申し上げます。
来るべき新年も、北の元気玉、身命賭して、北海道に元気を取り戻すために、北海道を強くするために働いて参ります。
北の元気玉 道見やすのり拝
12月25日の出来事です。
今年も、北区共栄会(桑田洋子会長)の設えで「クリスマスプレゼント会」に参加させていただきました。
今年は、新琴似にある「森のタータン」という保育園です。
去年も参加しましたので、勝手は知ったるところではありましたが、やはり被り物は苦手です(*´▽`*)
とはいえ、子供たちが見せてくれる無邪気な笑顔を知ってしまえば、似合う似合わないの問題なのではなく、如何にして「サンタクロース」になりきって喜んで貰えることの方が大切に感じられるものとなっていました(*´з`)
着替えを済ませて、子供たちの待つ保育園に入ると・・・、それはもう大騒ぎなんです(笑)
桑田会長の号令の下、子供たち全員にプレゼントを渡します。
喜んで飛び跳ねる子も居れば、誰が来たのかとキョトン顔の子も居ます。
中には、キチンとお礼を言ってくれる子も居ます。こちらも自然と笑みがこぼれます。
プレゼントが全員に行き渡ると、子供たちからは歌のプレゼントがありました。
「慌てん坊のサンタクロース」でした。うちの娘たちが小さかった頃の記憶を頼りに一緒になって歌います。
一生懸命にマラカスを振る姿は「天使」そのものです。思わず目が潤みそうになるほどでした(ToT)/~~~
短い時間ではありましたが、とても温かな気持ちにさせていただけるこの機会は大切にしていきたいと思います。
桑田会長のお導きの下で、地域のために、子供たちのために様々な取り込みを続ける「北区共栄会」は、素晴らしい集まりであることを改めて実感したのでありました。
また来年も参加させていただきたいと強く願う元気玉なのでありました~(‘◇’)ゞ
今年も残りわずかとなって参りました。
くれぐれもご自愛いただきながら、健やかに新しい年をお迎えいただけますようにお祈り申し上げます。
北の元気玉 道見やすのり拝
去る12月3日木曜日、第1回「悠和会」を開催させていただきました。
この会は道見重信先生が、平成19年から地域の皆様へ身近な道政の諸課題について「道見節」を交えながらお話し頂く場、【道輪会】として開催されてこられました。
道見重信先生のご勇退に伴い、その会をどのような形で継承させていただくかを新幹事の方々とご相談申し上げてきたところ、「道輪会」の志や気概の流れを組む「悠和会」として発足させていただくことになりました。
当日は狭い事務所ではありますが、旧道輪会メンバーを初め新たなメンバーにも多くお集まりいただき、大変盛況のうちに再スタートさせていただくことができました。誠にありがとうございました。
当日は、道見やすのり道議より「悠和会」発足によせてご挨拶させていただき、続けて道政報告を、更には伴よしたか市議から市政報告を、佐々木大介石狩市議から市政報告をいただくことができました。
今後も皆様に道政・市政を身近に感じて頂くことができるように努めて参りたいと考えておりますし、地域の皆様に気軽にご参加いただける親しみやすい会として設営して参りたいと思います。
何卒よろしくお願い致します。
道見やすのり事務所スタッフ
【報恩講】 浄土真宗では、親鸞聖人の祥月命日の前後に報恩謝徳のために営まれる法要です。
私の実家では、毎年この時期になると決まって行われてきた法要です。
娘2人が東京へ引っ越しているために一家揃ってのお勤めは出来なくなってしまいましたが、今年も少ないながらも無事に勤めさせていただきました。来年の春には末娘も東京へ進学が決まっているためにまた一人減ってしまうのが寂しい限りです。
これは親父の代でも、祖父の代でも、、、先達各々が大切にしてきた法要であることを子供の時分から感じてきたものであります。よく親父から「信心は世襲だ」と言われて育ったものです。
少なくとも自分の子供たちに、この気持ちが相続できているのか少し心配ではあるところですが、何が大切であるかは口を酸っぱくして言い聞かせてきたつもりですから、そこは娘たちを信じるしかないようです(^^;
何年か前から「門徒さんで報恩講を営まれるお宅が無くなってきて」とはお聞きしていましたが、実家がお世話になっている北支院ではついに一軒だけになってしまったとのこと。
今年のお説教では「昨今お葬式や年忌参りも簡略化が進み、寂しい限りです」とのお話しでした。
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いまの私があるのには、星の数より多くのご先祖様によって生かされていることを深く感じるところでありますし、それを含めてこの報恩講は、49年の間にお世話になってきた多くの方々に感謝をさせていただく機会でもありました。
北海道議会議員とならせていただき多くの葬祭に参列させていただくことが多くなりましたが、いずれの葬祭であってもご先祖様となられた故人にご冥福をお祈りし感謝の念を申し上げると共に、これからの北海道を見守っていただけますようにお願い申し上げている次第であります。
いままでも、これからも、多くの開拓者によって切り拓かれた北海道を、多くの皆さまに楽しんでいただける輝ける大地して繋いでいくことが出来るように、微力ながら働いて参りたいと強く決意することが出来た一日となりました。
北の元気玉 道見やすのり拝
昨日のことです。
10月2日で議会も終わり、地元廻りに精を出そうと屯田地区を廻り、昼飯時になったので事務所の所長と某食事処に入りました。重信先生の時代からお世話になっている、ランチから夜の宴会にも幅広く対応していただいているとても美味しい和食処です。
店は家族連れ、お一人様、ご夫婦等々、程よく込み合っていました。
カウンター席についてそんなに時が経たずして隣のご夫婦の会話が聞こえてきます。
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奥 様「政治家の人って、選挙終わるとホントに外に立たないよね~」
「この前の統一地方選挙が終わったら、誰も見掛けなくなったよ」
道 見「そんなことないですよ、道見、相変わらず立ってます」 ←心の声です(笑)
ご主人「そんなことないよ…、麻生で道見さん立ってるよ」
道 見「く~~~っ、ご主人、ナイス・フォロー(@^^)/~~~」 ←これも心の声です(笑)
ここで心の葛藤が起こります。奇跡的に隣に座っているのに黙るべきか、見過ごすべきか…(*_*;
道 見 奥様の肩を叩き「失礼します、その道見です(‘◇’)ゞ 毎週立ってますよ。よろしくお願いしますm(__)m」
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この後の奥様の驚き様と言ったら、とても文章で書き表すことが出来ない程に吃驚させてしまったのです(^^;)
きっと「◎✕△☆彡◇〇α◆▼」みたいな、サザエさんの饅頭詰まらせたみたいな感じだったのではないかと…(大笑)
あるんですね~、こんなこと。
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今朝も元気に麻生の五差路で街頭演説させていただきました。
すっかり朝晩の冷え込みが応える季節となって、時折コートを羽織られている方々もお見受けするようになってきました。
私が街頭演説を続けさせていただいている理由は、決して上手いとは言えぬ演説ではあるけれども、選挙期間中を通して、道民の皆さまに「勇気と誠意を以て真実をお伝えする」とお誓い申し上げてきたからなのです。
道政報告を中心として、いま私たちが直面している危機や課題を、いよいよ時期が差し迫ってからマスコミが煽り立てるような事実の伝え方なのではなく、未来のことであっても確実にやってくる危機や課題に対して立ち向かっていくには、もはや「いつか・誰かが・勝手に」解決してくれるものなのではなく、まさしく私たち自身の手で、覚悟で取り組んでいかなければならないことばかりだからなのであります。
短期間のうちに腰を抜かすほど減ってしまう人口減少。
それらに立ち向かうために取り組みだした外国人観光客300万人プロジェクトや道産食品輸出額1000億円プロジェクト、他にもさまざまな課題に真正面から取り組み、臨機応変に対策を打ち出していかなければならないのが、私たちの今なのであります。
道民の皆さんにも覚悟を決めて頂かなければなりません。
決して楽で楽しい取り組みではないのかもしれません。
それは、時に私たちの生活習慣に変化を伴わざるを得ないことも含まれています。
それでも果敢に取り組んでいかなければ、私たちの暮らしは基より、子どもたち孫たち、未来将来に向けて、胸張って誇りをもって「私たちの北海道」を遺すことができなくなってしまうと危惧しているところなのです。
その覚悟をお訴えし、実際の政策として行動に移し、結果に対してご声援ご支持を賜ることが、道議会に送り出していただけたご恩に報いる術なのだと確信しております。
今後とも、北の元気玉 道見やすのり に叱咤激励、ご指導ご鞭撻いただけますようにお願い申し上げる次第です。
今週は、各業界団体の皆さまから政策懇談をお聴きする一週間となっています。
今週も明るく元気に楽しく働いて参ります。よろしくお願い致します。
北の元気玉 道見やすのり拝
秋の深まりをひと雨毎に感じずにはいられないこの頃ですが、皆さん如何お過ごしでしょうか?
この秋の天気は、時折カミナリ交じりの豪雨に見舞われることが多く、折りたたみ傘が手放せない日が多かったのが印象的でした。
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9月8日から開会した「第三回定例会」は、明日を以て閉会となります。
高橋はるみ知事が四期目を務める北海道の舵取りをより効果の高いものへとする為に、決して三期目の延長ではない大胆な政策を強力に推進していく為に、「新しい総合計画」をはじめとする諸計画に対する議論を急ピッチで進めているところです。
開会中には、国会でも安保関連法案を中心とした多くの重要政策を力強く採決していただくこととなり、地方政治に身を賭す者としては、いよいよ地方創生が本格化することを意味し、その責任をズシリと感じるこの頃であります。
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明日で閉会といっても、11月12日までは決算特別委員会が続きますし、11月26日からは第四回定例会が開会されます。
地元廻りも手を抜けませんし、同時に取り組んでいる政策課題の調査研究も進めなければなりません。
8月18日に開催させていただいた「感謝の集い」からアッという間に一か月半が過ぎてしまい、後援会の皆さまに道政報告の機会を持たせていただくことも準備を進めなければなりません。
9月18日に開催された丘珠研究会のシンポジウムについても、地域の皆さまに改めてその内容をお知らせさせていただく機会も用意させていただきたいと考えています。
はやる思いとは異なり、時間だけがどんどんと過ぎていくこの頃。
まだまだ未熟な自分を思い知るばかりです(^^;)
今年49歳になりますが、人生半ばをとうに過ぎているというのに、その役割を果たすことが出来ていません。
「悠々として急げ」 北の元気玉 道見やすのり、まだまだ休む訳にはいきません。
9月30日、10月の環境生活委員会で「北海道認定リサイクル製品」についての質問をさせていただきました。
これは、循環型社会の形成を目指す道として、10年以上前から取り組んできたものとのことですが、道民の皆さんに認知していただき、多くを使用していただけていないことも事実です。
より広めて、よりお使いいただく、言わば資源再生を道内で高めていくことが、私たちの「元気」につながり、北海道を強くしていくことに直結すると考えているのです。
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北海道認定リサイクル製品について
道は、「北海道循環型社会形成推進基本計画」の中間年度である昨年度、国や道による関係計画の策定や社会情勢の変化を踏まえて計画の改定を行ったと承知しております。
循環基本計画では、本道での循環型社会の形成に向けた4つの基本的方針の一つとして、「リサイクル関連産業を中心とした循環型社会ビジネスの振興」が掲げられています。また、この基本方針に沿った道の施策として、平成16年12月に創設された「北海道リサイクル製品認定制度」があり、道は、この制度によって、道内で発生した循環資源の道内での再生の促進と、再生品の利用拡大を目指しているものと承知しています。
この認定制度が創設されて10年以上が経過する一方で、認定製品の利用が進んでいないとの声も聞かれています。
そこで、認定製品の普及拡大に向けた取組の現状や課題、今後の取組などについて質問をしてまいります。
(1)認定製品の利用拡大について
循環基本計画では、数値目標の指標として認定製品数を設定しており、中間年度である平成26年度での製品数を160製品以上としていますが、26年度での状況はどうであったのか。また認定製品の利用を拡大するために、これまでどのような取組を行ってきたのかを伺います。
(2)認定製品の認知度等について
道では、道発注の公共工事の受注事業者に対して認定製品の認知状況や調達実績等に関するアンケート調査を実施していると聞いていますが、認定製品の認知度と利用状況について伺います。
(3)認定製品の認知度向上について
いま、総じて77.7%程度の事業者に認知していただけていると伺いましたが、それを更に高めていく必要があると考えています。
認知度の目標設定を行い、それを達成させていくためには、アンケートに寄せられたご意見やご指摘を活かしたPR活動が必要であると思われますが、お考えを伺います。
(4)認定製品利用拡大の課題について
道における認定製品の利用状況は、平成25年度の調査結果では、事業者の約6割の利用に留まっているとのことです。
道では、認定製品の調達や利用促進の向上を図っていく上でどのような課題があると考えているのかを伺います。
(5)公共工事における認定製品の利用について
例えば、公共工事におけるリサイクル製品の使用指定を設計段階で折り込み、予算を付けていくことで、利用を確実に促進していくとこは可能であると考えています。それは、利用の促進のみならず、利用が期待される新たな製品の開発や登録に直結していくものであり、この促進と支援こそが道の役割であると考えられます。
道庁内関係各部は基より市町村と連携して、この取組を推進していくことが必要です。道としてのお考えを伺います。
(6)北海道リサイクルブランドについて
道では、認定製品のうち、北海道らしい優れた特性を持つ製品を「北海道リサイクルブランド」として認定していますが、現在、認定されている製品は3製品しかなく、道産の優れた特性を持つ製品であるにも関わらず、その利用状況も今一つの状況のようです。
リサイクル製品とリサイクルブランドの関係が判りにくいことも原因の一つであると考えられます。
道は、どのようにリサイクルブランドの利用を促進していくのかを伺います。
また認定数を増やすことが、利用の促進だけではなく北海道からのブランド発信にも有効ではないかと考えますが、制度の見直しを含めて考えを伺います。
(7)今後の取組について
利用拡大に向けた取組について伺います。
冒頭にも申し上げましたが、リサイクル認定制度やリサイクルブランドは、道内で発生した循環資源の道内での再生利用の拡大と、それによる循環型社会ビジネスの振興を目指すものであり、そのためには、道の公共工事などを含め、少しでも多くの道民や事業者に利用していただくことが必要です。
今後、認定製品などの利用拡大に向けて、どのように取り組む考えか伺います。
(8)民間市場における利用促進について
認定製品の一覧を見ると、トイレットペーパーの「コアレス」や土壌改良材の「十勝バーグ」など、既に広く一般市場に出回っている製品も多くあることが分かります。
認定製品が、民間市場で認定製品が流通していることを、北海道民の皆さまにお知らせすることが、認知度の向上にもつながると考えます。
道内で効率的に循環型社会ビジネスを振興していくためには、道内民間市場への製品投入は欠かせないことは明らかです。
そこで、民間市場への利用促進についての考えを伺います。
循環型社会の形成に寄与することを目的とし、「北海道認定リサイクル製品」や「北海道リサイクルブランド」を広く認知させていくことは、循環型社会ビジネスの振興を支援することにもつながるものでありますが、そのためには公共工事及び民間市場における市場性の拡大が、優先して求められることとなります。
これは、取り組んでいることそのものが重要なのではなく、出た結果に対して、何が足りていて、何が不足しているのかを知ることが、その上で必要な変化を取り入れていくことが、効果をより高めていく上で有効な手段であると思うのです。目標を数値化し、動向を把握することは、過去から学び、未来への課題を明確にする手段でもあると言えるのではないでしょうか。
言わば、北海道リサイクル製品に認定されている製品の使用を増やす有効な支援を道が行い、使用量の増加が認められるからこそ、次なる製品の申請が見込まれるのであり、製品種類が増加することで、更なる市場性の拡大につながるものだと見通すことが出来ます。
つまり、道は、公共工事における北海道認定リサイクル製品の使用指定を積極的に行い、その市場性の豊かな可能性をお示しするべきであります。新たな申請の可能性が広がり、同時に民間市場に投入できる製品にも注力することで、北海道全体で循環型社会ビジネスの振興を実現させていくことが必要だと考えています。
しかし、この取組は環境生活部だけの力では成し遂げられないのであり、道全体で力を合わせて本目的に叶うことができるようにしていかなければなりません。
この点については、環境生活部の皆さんのご協力を得ながら、さまざまな機会を通じて取り扱ってまいりたいと考えております。
私たちにとって必要なテーマを推進・促進させていくために、必要な行動を積極的に働き掛けていくことが、何より求められていると指摘しておくこととします。
これで私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
9月29日、第三回定例会の予算特別委員会で質問させていただきました。
ビルメンテナンス業界の出身である私にとって、問題意識の高い分野であったことから、皆様のご協力を仰ぎながら準備を進めた案件です。
以下、その質問と答弁です。
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品質確保法に関する道有施設の維持管理について
先の建設委員会で示された「公共工事の品質確保に関する北海道の取組方針」見直し素案について伺います。
本取組みは建設部所管とされていますが、維持管理業務が総務部等所管であることから、今回は総務部案件として質問させていただきます。
平成17年4月に施行された「公共工事の品質確保の促進に関する法律」以下、品確法としますが、それが平成26年6月に改正・施工されたところであります。
道にあっては、平成19年8月に取組方針を策定していたところです。
この度、品確法が改正され、平成26年9月に改正基本方針が閣議決定されたことにより、道における取組方針を見直している最中であると伺っています。
改正における新たなポイントは、担い手の中長期的な育成・確保や国及び市町村等を相互に連携・協力するものとしています。
道が発注者として取り組むべき事項を明確にするとともに、中長期的な技術的能力の確保、多様な入札契約方式の導入活用、労働環境の改善、発注者間の連携強化など新たに明示されています。
また同法第三条第六項により、新たな公共建築物における維持管理(建築物等の点検・保守・運転・監視・衛生管理(清掃・害虫駆除など))という分野が加わったと判断できます。
このことにより、平成27年6月10日、厚生労働省健康局長名で「ビルメンテナンス業務に係る発注関係事務の運用に関するガイドライン」が示され、公共建築物においては、新たな建設のみならず、建設後の維持管理の重要性が増しているところとしています。
これを確実に推進・実行していくためには、ダンピング受注の排除、担い手の中長期的な育成・確保の促進を通じて健全な育成を図っていくことが不可欠と明示しています。要するに改正品確法では、新たに公共建築物における維持管理という分野が加わったと、ここからも判断できます。
先日、業界団体の方々からご意見を伺ったところ、公共建築物における維持管理、ここでは清掃業務について、本法律主旨の下で、予算に見合うように仕様書を見直すことにより、誰もが読んで同様に判断でき、積算できる業務の仕様、その建物の形状や使われ方などの特性を把握した仕様へと見直すことで、ダンピングの防止につながるばかりか、作業内容の組立てを工夫・適正化させることによって、道としてもコストダウンの効果が期待できる可能性があるとのことでした。
まず・・・、
道における維持管理業務の件数と契約金額の合計はどのようになっているのでしょうか、伺います。
道有施設の維持管理という点では、総務部管轄のみならず、保健所、病院、校舎を含む教育施設、北海道警察等もこれに含まれることとなるのです。これは各部に周知徹底を図る必要があることばかりか、今後の維持管理について道としての共通仕様は基より、施設毎にも見直す必要があると考えますが、各部の連携方法を含めた見解を伺います
これらの仕様書を見直すお考えがないかについて伺います。また、今回のガイドラインで再び示されている歩切禁止についても指導徹底していただく必要があります。これらは来年の入札から見直しが必要になると考えますが、一度にすべてを実施することは無理であっても、数年かけて計画的に見直すことが可能ではないか、伺います。
道が発注する維持管理業務については、仕様内容に見合うものとして予定価格や予算の設定がなされるものでなければなりません。
これらの見直しにあっては、業界団体や受注経験者等の協力を仰ぎながら、清掃技術の向上を含めて、経験豊富な民間の知恵を十二分に取り入れた上で進めるべきだと考えます。ここは「民の力」に期待すべきと考えますが、見解を伺います。
改正品確法の大きな目的には、担い手の中長期的な育成・確保の、また高品質サービスの提供を可能とする為にも、適正な利潤を、業務を実施する者が確保できるようにとすることが含まれています。
更には既存設備の適切な運用による建築物の省エネ促進等建築物の維持管理に係る新たな取り組みについても注目されるところなのです。
清掃技術を含めその進歩は大きく、長期にわたる建築物の維持管理が、その時々に応じた内容で見直されることなく進むことの方が不自然であることは言うまでもありません。
仕様書の見直しを通じて、道としてもコストダウンを期待し、受注者とその成果を分け合うことができるならば、win-winの関係となることもできて、結果として本目的に資することにつながると確信しています。
そしてこれらの取組は、速やかに結果検証されるべきだと考えます。指定された業務を確実に実行できる資格者や技術者、また労働環境を整えた適切な事業者によって、適切な仕様書のもと、維持管理業務が遂行され、快適な公共建築物としてあることが必要です。コストダウンばかりが先行することも、行き過ぎた見直しによって衛生管理上過不足が発生することも避けなければなりません。また今回の道の取組みの成果は、市町村への波及につながるものと期待できます。
これは検証を実施していただけることを前提として指摘に留めておきます。
もう一点、道に限らず、総合管理業務として「有人施設警備」を含んで、これらの業務が発注されていたことも多く見受けられ、官公庁入札物件においては、過度なダンピング受注が依然として続いている影響から、深刻な警備員不足に陥っているにも関わらず、施設警備員の求人賃金は依然低く抑えられていて、不良・不適格業者の排除が進まずに、適切な警備業務の遂行に支障をきたすことが懸念されていると考えられます。
このタイミングで改正品確法の適用業務に含めることはできなくても、近い将来にあっては「有人施設警備業務」についても検討いただけるように指摘しておきます。
今回、かなり積極的な答弁をいただけたと捉えています。
しかし、今回の質問は、質問と答弁を以て成果が確約されるものではありません。
道及び業界団体・民間事業者の皆さんの努力によって実体に即した業務、見直しの継続、全体及び単体計画の策定、そして何より適正な業務の実施により、本法主旨が完結するものであります。
今後、引き続き、総務部に限らず、道全体における公共建築物の維持管理、その工程に注目して参りたいと考えておりますので、何卒よろしくお願い致します。
以上で、私の質問を終わらせていただきます。
ありがとうございました。
9月28日、第三回定例会の予算特別委員会で質問させていただきました。
これは、先の一般質問で取り上げさせていただいた「道内地方空港の活性化及び札幌丘珠空港の役割と将来像について」の関連質問となります。
以下、その質問と答弁です。
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海外航空会社の就航希望実態と展望について
先の一般質問でも取り上げさせていただいたところですが、外国人観光客300万人戦略の実現にあたっては、新千歳空港をはじめとする道内地方空港の利活用が必須であると申し上げました。そのうちここでは、海外航空会社の就航希望実態と展望について伺います。
名実ともに北海道の玄関口として賑わいをみせる新千歳空港には、海外を中心とした航空会社が希望した時間に離着陸できない問題が常在していて、例え受け入れられたとしてもその多くを旭川空港や函館空港に代替えしていただいているのが現状であると聞くところであります。直近で実際に希望すれども来られていない航空会社や便数がどれ位あるのかを伺います。
【答弁】
海外航空会社の就航希望についてでありますが、道内空港への就航が実現しなかった国際線の便数等は、民間事業者間の調整事項であり、実態を把握することは難しいが、海外から訪れる観光客が急増する中、希望する発着枠がとれなかったケースや、グランドハンドリング事業者等と航空会社の間で、契約条件が整わなかったケースなどがあることは承知しているところ。
道としては、今後とも、航空会社や空港関係者などと連携を密にしながら、路線開設や増便に伴う実情の把握に努めるとともに、グランドハンドリングなどを含め、道内各空港における課題等について、「道内空港機能強化調査研究事業」を進めていく中で整理していく考え。
マレーシア・ベトナムや中国からの便にあっては、半年以上前にチャーター便の乗り入れを申し入れても回答はなしのつぶてで、直前になってお断りやほかの地方空港への振替えの回答をするという、観光立国を名乗るには相応しくない対応が散見されると聞いています。それらをいつまでにどうやって解消される計画となっているのかも伺います。
【答弁】
が意外の航空会社のニーズへの対応についてでありますが、道としては、これまでにも、道内空港への国際航空便の就航が円滑に進むよう、CIQ体制などに要請を行ってきたところ。
現在、道も参画している「国際航空便の受入円滑化に向けた検討会」において、関係機関や事業者が、諸課題の改善に向けて検討を行っているところであり、先ず、近く、入国審査ブースの増設が予定されているとともに、グランドハンドリングなどについては、今年度中を目途に、検討を進めることとしている。
道としては、2020年をめどとした、来道外国人観光客300万人の実現を目指して、関係機関と連携しながら、道内空港の機能強化と利用促進に向けた実効ある対策などについて検討してまいる考え。
我が会派の代表質問の答弁で「ニーズを踏まえた誘致活動に重点的に取り組む」ことや「航空会社の具体的な運航意向や利用状況の把握に努め、関係者との情報共有を進める」とされたところではございますが、実体を把握すること、その変化を敏感に受け止めることは、戦略戦術上で欠かせない情報なのであり、調査を繰り返して公表することは、民間ベースにあっても有益であることは明白です。
更により多くの航空機を受け入れていくためにも、CIQやグランドハンドリング、二次交通環境の大幅な向上は避けられず、300万人、その先を目指す私たちにとって受入体制の大幅な改善が急務であると言えるのです。
民間の協力を求めることばかりではなく、場面によっては立ち上がりが急がれる分野においては、道自らが着手してでもニーズに応えていく必要があることを指摘しておきます。
最後に、この件も含め一般質問でも「道内空港の活性化」について質問させていただいているところではありますが、皆さんと一緒に考えなければならないことは、1000億円にせよ、300万人にせよ、道が言い出して、旗を振れば、実現できるものなのではなく、掲げた目標に対して、北海道民の皆さまに最大の理解と協力を頂きながら、民間事業者の皆さんに具体的な行動を起こして頂き、目標の達成のために必要なニーズに対して、道が支援・協力を臨機応変に続けていかなければならないということなのです。
右肩上がりで成長を続けてきた先人たちが作り上げてきたこの社会が、人口減少をはじめとして多くの危機に直面している今、私たちが同じ手法で取り組んだとしても、なかなか良い結果が導き出せない環境にあることを知らなければなりません。
ここはもっと道が踏み込んで、民間事業者の皆さんと力を合わせて、行動を積み重ねなければ、この高い目標を遂げていくことは難しいものとなるに違いありません。
どうか皆さん、北海道の明るい未来の為に、北海道を強くしていくために、渾身の力を発揮していただけますように、民間の皆さんに協力していただけるための仕事を積み重ねていただけますようにお願いしておくこととします。
どうもありがとうございました。
以下、本日の一般質問を公開させていただきます。
知事答弁については、近日中に更新させていただきます。よろしくお願い致します。
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質問を述べさせていただく前に、一言申し上げさせていただきます。
昨日、JR北海道とJR東日本から、北海道新幹線の開業に伴う運行計画が発表され、平成28年3月26日土曜日、いよいよ私たちが長年待ち望んだ新幹線の
「一番列車」がやってくることとなりました。
これは大変喜ばしてことであり、北海道民の皆さまは基より、北海道にお越しいただく皆さまへ、また一つ、北の大地の新たな魅力をお示しできることとなったのであります。
今後一層、関係者の皆さまは基より、北海道民の皆さまと力を合わせて「輝きつづける北海道」を盛り上げていけるように取り組んでいこうではありませんか。
引き続き、安心・安全を最優先に、万端の準備を進めて頂き、北海道の歴史的なその日を迎えることができるように、私たちも努めて参りたいと思います。
それでは早速、通告に従いまして順次質問させていただきます。
去る7月2日、自民党、党本部で北海道総合振興特別委員会が開催され、委員会メンバーとなっている国会議員や中央省庁の皆さまは基より、本道からも多くの関係者が出席され、さまざまな諸課題について報告・議論されたと伺っております。
その中で、丘珠研究会が陳情した「札幌丘珠空港整備並びに丘珠周辺街づくりについて」の提言は、既に慢性的な混雑状態となりつつある新千歳空港をより活性化させていくことのみならず、札幌丘珠空港の利活用を促進させることこそが、広くは人口減少に苦しむこととなる北海道の、札幌の、更なるカンフル剤ともなりえるというものでありました。
その内容が基となる、9月18日に北海道と札幌市に手交される予定となっております、丘珠研究会からの提言書「札幌丘珠空港の役割と将来像 ~地方創生と地方空港の展望~」の一端にも触れながら質問させていただきます。
北海道創生総合戦略の素案に掲げられた「道産食品輸出1000億円戦略」と「外国人観光客300万人戦略」等は、相関関係にあると捉えることができます。
そして1000億円を、300万人が最終到達点なのではなく、2000億円、3000億円、500万人、700万人へと更に高みを目指してこそ、今回の目標設定が第一段階として通過点であることの意味が明確になってくるのだと考えます。
高橋知事が掲げられた1000億円、300万人という目標設定は、決して楽して達成できるものではないとの見方が存在することは承知しております。
しかし、私たちがそのターゲットとするアジアの人口が38億を越え、世界の54%にまでを占める今日にあっては、アジアにおける海外旅行はまだ始まったばかりなのであり、訪日ビザの緩和もまだ始まったばかりなのであります。LCCが牽引する航空需要はその勢いが留まることを知りません。
懸念される政治・経済・疫病等のリスクにあっては、その影響を見過ごすことはできませんが、概ね2~3年程度で回復を見せているのが実情なのであります。
アジアでは唯一の寒冷リゾートとして、食や環境への高い評価を背景として、まだまだ来道される外国人の数は伸びるものと予想することが出来るのです。
私たちが人口減少という避けることができない危機に直面し、その上でアジアの胸を借りる時、その第一段階としての「1000億円」「300万人」という設定が、いかに小さな一歩であるのかは、もはや多くを語らずとも、私たちに大きな夢を与えてくれることとなるのです。
A,北海道創生総合戦略が示す将来について
そこで、第二回定例会で質問させていただいた際には、「新しい総合計画」の中でお示しいただけると答弁いただいたところではございますが、現在策定中である素案の概要からは、その意図を読み解くことは出来ませんでした。そこで、知事に改めて北海道創生総合戦略の素案に掲げる「道産食品輸出1000億円戦略」と「外国人観光客300万人戦略」が、最終到達点ではないことを伺います。
【答弁】
道産食品輸出額などの目標についてでありますが、食の輸出や外国人観光客のより一層の増加は、海外の成長力を取り込み、力強い地域経済の構築を目指す重要な取り組みであり、これらの取組を推進する上で、現時点において、食の輸出額においては2018年に1000億円、外国人観光客数については東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年をめどに300万人を目指すプロジェクトを展開することとしたところ。
道としては、まずは、道内の関係者と目標を共有するとともに十分な連携を図り、オール北海道でその実現に向けて全力で取り組んでまいりたい。
B,外国人観光客300万人の出所根拠について
その第一段階として「外国人観光客300万人戦略」を達成させるためにどんな政策を積み重ねていくかに焦点を移すことになりますが、丘珠研究会の試算によると2020年時点での新千歳空港国際線のみの利用者数の予測が460万人とされる調査もある程なのですが、そもそも、全体で300万人としているのは、どこで、どのように集計した結果の数値なのかを伺います。
想定以上に来訪される外国人観光客の数が伸びている現在にあっては、当時の300万人という数値は、随分と控えめに映るのであります。
来訪動向の実体を把握することは、ニーズに応え続けることのみならず、様々な状況の変化を逐次捉え続けることによって、臨機応変に目標値を変えて、対応策を俊敏に整えていく、即ち、次なる一手、その先の一手を打つことが出来るようになるのです。今後、毎月単位程度で、各玄関口となりえる先々で定期的に調査を繰り返し、この出所根拠を道独自のものとするお考えがないのか伺います。
【答弁】
外国人観光客数などについてでありますが、平成26年度の訪日外国人来道者数は、前年度比33.7%増の約154万人と過去最高を更新し、訪日外国人旅行者に占めるシェアは、10.5%と年々、増加傾向にあるところ。
このため、道としては、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを目途に、国が目標とする「訪日外国人旅行者2000万人」の15%に相当する300万人の高みを目指すこととしているところ。
また道では、観光入込の状況をタイムリーに把握するため、日本政府観光局が公表している国別の訪日外国人旅行者数などを基に、四半期ごとに来道者数を推計しているほか、航空機などで直接道内に入国している外国人来道者のデータを毎月とりまとめているところであり、今後とも、国や観光振興機構など関係機関と連携しながら、こうした調査結果を本道の観光施策の機動的な推進のための基礎資料として、出来る限り有効に活用してまいる考え。
C,戦略実現のための民間との連携や要請について
来年の3月には、北海道新幹線の開業を予定しているところではありますが、それでも新千歳空港をその300万人の主な玄関口として機能の充実を図る必要があることは言うまでもありません。
多くの国内旅行者を含めて、宿泊に、観光バスの手配等に不自由されている現実が、今そこにあるのです。こうした設備面の不足だけではありません。そこで働くルームメイクや清掃にあたる方々やバスの運転手さんなどが慢性的に不足しているのが実情です。募集をかけても必要な人数を確保することができずに、四苦八苦されている窮状はここ数年続いています。まさに主体者が民間企業である以上、道は民間企業の皆さんのニーズを的確に捉えて支援していく必要に迫られているのです。
今後、更なる観光客の増加を見込む私たちは、受入体制について、民間企業の皆さんにどう実行していただくかを見据えなければ、道が掲げる諸計画は裏打ちされない理想論でしかなくなってしまいます。
道が示す「新しい総合計画」をはじめとする多様な戦略や諸計画を基にして、北海道民の皆さんや民間企業の皆さんに、雇用や設備投資を実行していただくことが何より必要なことなのであって、その中でも雇用の創出は、私たちにとって最優先の政策課題であり、このような絶好のタイミングを逸することはあってはならないことなのであります。
空港機能ばかりではなく、ホテルの客室数・バスなどの二次交通や観光施設等のこれらの受入体制について、道は民間とどのように緊張ある連携を深めているのか、また民間の皆さんにどのような実行へと結びつけていただける要請をしているのかを伺います。
そこで注目すべき点が、地方空港の利活用となるのであります。
道では、平成22年3月に「道内空港活性化ビジョン」をとりまとめております。
A,「道内空港活性化ビジョン」の見直しについて
しかし、これは、アジアをはじめとする世界の状況が、見込まれた以上の速さで変化し、また本道の新たな総合戦略等の策定に伴い、見直しを余儀なくされることと考えています。
通常であれば「新しい総合計画」の策定後、順次に各分野別の計画の策定に入られることと理解しておりますが、もはや外国人観光客300万人以上を受け入れる環境を整えるために、残された時間が限られる今にあっては、できることから対応していくと共に、「道内空港活性化ビジョン」等の見直しが急務であると考えますが、知事の見解を伺います。
【答弁】
道内空港活性化ビジョンの見直しについてでありますが、道が目指す外国人観光客300万人達成に向けては、ターミナルビルなどの空港施設をはじめ新千歳空港の発着枠や各空港のCIQ体制など道内空港の受入体制の充実・強化が大変重要と考える。
このため道としては、関係自治体や空港関係者との連携のもと、こうした課題への的確な対応が図られるよう一層取り組んでいくとともに、現在、行っている道内13空港の需要予測調査の結果などを踏まえ、北海道全体の総合的な交通ネットワークに関する検討状況に合わせて、空港活性化ビジョンについても必要な見直しを行ってまいる。
B,北海道の玄関口としての新千歳空港の在り方について
先日、新千歳空港の早朝深夜時間帯の離発着枠の拡大について、地域の皆さまのご理解を得られることになったことが発表されております。
それは関係者の皆さまにとって、大変な努力の積み重ねであったかと思われます。しかし、実は大切なことは枠の拡大のみならず、航空会社が来たい日に、時間帯に就航させることが何よりなのであり、300万人、更にその先を目指す私たちにとって求められている行動は、いかにそれらのニーズに応え続けていくことであることを肝に銘じなければなりません。
新千歳空港をはじめとする地方空港の活性化は、まずは300万人を実現させる上で欠かせぬ手段なのです。しかもそれらを存在・存続させることだけが必要なのではなく、お客様のニーズに柔軟に応えてられて、初めて用を成すものであることを自覚しなければなりません。
そこで、新千歳空港をはじめとする地方空港の需要予測、それに対する施設拡充の予定はどのようになっているのか伺います。
また、外国人観光客の数はいきなり300万人になるのではなく、徐々に増えるものなのであり、私たちは、2014年度に154万人とされる来訪数を、4年のうちに更に146万人以上増加させるミッションを担っているのです。
それは、ほぼ倍増です。
現状であっても混雑状態が常在化し、お越しいただいた皆さまに不自由をお掛けしている現状は、観光立国を名乗る私たちにとって、決して望ましい姿なのではなく、その時々に即した解決策を打ち続けながら、4年後の300万人を実現させなければなりません。
また、新聞報道等によると新千歳空港の国際線ビル拡張は4年後であるとされています。発着枠の拡大と空港施設や受入体制を整えつつ、4年後に300万人を目指す私たちは、4年のあいだ、どう対応していくことになるのか、その先をどうするのかを伺います。
【答弁】
新千歳空港など道内空港の機能強化についてでありますが、本道に、より多くの外国人観光客の方々に訪れていただくには、新千歳空港はもとより、道内各空港の機能強化が急務であり、道では、これまでもCIQなど受入体制を求めてきており、更に、今年度実施している「道内空港機能強化調査研究事業」において、各空港の利用動向や国際航空便の受入体制の課題と対策の検討を行うこととしているところであり、その結果も踏まえ、関係機関と連携し、必要な取り組みを進めてまいる考え。
また2020年を目途とする外国人観光客300万人の達成に向けては、新千歳空港の機能強化が急がれるところであり、先ず、近く、入国審査ブースの増設が予定されているとともに、グランドハンドリングなどについては、道も参画している「国際航空便の受入円滑化に向けた検討会」において、今年度中を目途に、検討を進めることとしているところ。
また、国際線の駐機場の増設などが、来年度の国の概算要求に盛り込まれたところであり、道としては、更に国際線ビルの拡張をはじめ、必要な施設の充実が着実に進められるよう努めてまいる考え。
その過程を、その後の増加を、どのようにデザインし、どんな行動を積み重ねていくのかを内外に広く示すことこそが、300万人実現の達成を担保する何よりの良薬と考えるのであります。
まさに「アジアを獲りに行く」。これが私たちの諸計画を実現のものとするために、どうしても欠かすことのできない合言葉になるに違いないのであります。
C,新千歳空港の危機管理について
次に新千歳空港の危機管理について伺います。
地球の火山活動は超長期的に見て活動期に入っているとみられていて、国内は基より、道内における火山の状況は予断の許せない状態であることは言うまでもありません。
そのような中で新千歳空港を取り巻く火山は、樽前山、有珠山、恵庭岳が要注意とされていて、いつ噴火すると明言できない現状にあって、万が一の危機管理対策が問われるところなのであります。
道では、各火山の発災時に新千歳空港に甚大な被害が及んだ場合に、道としての役割をはじめ、関係先との協力体制などの連携をどのように見込まれているのか、更には、災害規模によって異なることを承知しておりますが、日に5万3千人以上が利用する北の玄関口としての短中期的な代替機能をどのように計画しているのかを伺います。
【答弁】
新千歳空港の危機管理についてでありますが、樽前山などの火山が噴火した場合、新千歳空港の空港機能に影響が及ぶことも想定されることから、現在、国土交通省新千歳空港事務所では、噴火に備えた対応マニュアルの検討を進めていると承知しており、こうした大規模災害時には、道をはじめ、関係市町村や防災関係機関が連携協力し、それぞれの権限・役割に基づき必要な避難措置や救助などの災害応急対策に取り組むこととしている。
また火山活動の影響により、仮に新千歳空港が一定期間閉鎖された場合などにおいては、噴火の規模など災害の状況に応じ、他の交通機関も含め、可能な限り、新千歳空港の代替機能を確保する必要が生じることから、気象庁や自衛隊など国関係機関や航空会社、関係自治体との密接な連携のもと、万全の危機管理体制を構築し、適切に対処していかなければならないと考えている。
これらの点に関して、私は、札幌丘珠空港と丘珠地域がこの機能を果すに最適地と考えます。現在でこそ1500m級の滑走路一本で陸上自衛隊と民間で共用運用されている札幌丘珠空港ではありますが、札幌丘珠空港の北東側後背地やモエレ沼地区に掛けての利活用を進めることによって、東日本大震災をはじめとする災害が頻発している日本にとって、国レベルでの防災資材大規模備蓄倉庫を中心とした国立広域防災拠点の誘致が、丘珠地域のみならず、北海道の存在意義を大きく向上させる推進力となることは言うまでもありません。平成26年第四回定例会の知事の答弁によれば、北海道強靭化計画の中で必要な施策を盛り込むと共に、広域防災拠点のあり方の検討をされるとしています。地方空港の機能強化は勿論ですが、特に新千歳空港のセカンダリー空港としても活用が期待される札幌丘珠空港を広域総合防災拠点とする実現に向けて、札幌市と協議をすすめるお考えはないのか、共に国に働き掛けていくお考えはないのかを伺います。
【答弁】
丘珠空港についてでありますが、丘珠空港は、道内航空ネットワークの中核を担う地方空港としての役割のほか、道の消防防災ヘリをはじめ、自衛隊や警察など防災関係機関の航空基地としても使用されており、本道の防災対策上、重要な施設となっている。
現在、道ではも大規模災害時におれる災害応急活動の展開や救援物資の中継拠点としての機能を持つ広域的な防災拠点のあり方について検討を進めており、今年度中を目途に基本的な考え方を取りまとめることとしているが、丘珠空港の防災拠点としての活用についても、こうした中で、札幌市としての考え方もお聴きしながら検討してまいりたい。
ここからは、具体的な提案を交えながら質問をさせていただくこととします。
イギリスのヒースロー空港とロンドンシティ空港(約300万人/年)の関係や、ブラジルのリオデジャネイロ空港とサントス・ドゥモン空港(約700万人/年)の関係は、セカンダリー空港としてその機能の補完にのみならず、都市機能や地域の活性化に、より弾みをつける役割が大きなものとなっていると伺っております。
外国人観光客300万人以上の方々に安心して、便利で、快適に、利用して頂くことができるように移動交通手段を充実させていくには、まず新千歳空港をはじめとする道内地方空港の利活用を高めることこそが必要なのであります。国内は基より世界からのお客様に北海道で満足していただく為には、新千歳空港の運用や施設を拡充することのみでは、ムリムダが多くなるのは明白です。
道内地方空港の利用促進に積極的に取り組み、それを成すために他では経験できない北海道ならではの多彩なツーリズムを展開するなど、来訪先の偏りの緩和につながるものと考えております。
なかでも、これまで述べてきた諸課題の解決策として、新千歳空港からの分散を計画し、新千歳空港のセカンダリー空港として札幌丘珠空港を利活用していく案は、かなり現実味を帯びた秀案であると考えています。
まだまだ成長が期待される札幌丘珠空港が今後果たすべき役割として期待されるのは、①道内航空路線の拠点として、②都心隣接空港としての優位性の積極的活用、③新千歳空港の近距離プロペラ機路線の移転、④需要の小さい小型ジェット機路線の移転、⑤樽前山など新千歳空港近隣火山噴火時の代替え空港が考えられます。
しかし、それでも新千歳空港の混雑緩和効果は低いものであることが想定されていて、新千歳空港の国際線を重視していくためにも、札幌丘珠空港の検討すべき施策としては、①最低限の滑走路延長により国内LCCの移転、②丘珠空港発着枠確保+自衛隊の演習枠確保、③ターミナルビル・駐車場の拡大、④運用時間の拡大が考えられます。
最初から札幌丘珠空港に国際線をはじめとする大量輸送を実現させようとするのではなく、滑走路の延伸や共用空港としての現状などを鑑みて、小型旅客機を中心としたきめ細やかな航空政策を実現させていくことにより、道内の地方空港の利活用が視野に入ると共に、離島への医師の派遣やドクタージェットの活用、更には道内地方空港に隣接する市町村が渇望する定期便の新増設や観光客の誘致など幅広く可能性を探ることが出来るようになります。
D,札幌丘珠空港の可能性と札幌市との連携について
ここまで述べてきたように、札幌丘珠空港が、道内地方空港の一つとして見られてきたこれまでとは異なり、利活用の仕方一つによってはその可能性を十二分に引き出すことのできる「宝」として、将来の北海道の発展に資する、欠かすことの出来ない空港として存在することになるのであります。
そこで知事は、いま改めて、道内地方空港の中心的役割を果たす札幌丘珠空港の可能性をどう見ているのか、また「外国人観光客300万人戦略」等の諸計画を実現のものとしていくために、どのように札幌市と緊張ある連携していくお考えなのかを伺います。
【答弁】
丘珠空港の可能性についてでありますが、私としては、外国人観光客300万人を達成するためには、道内13空港での受入体制を整えていくことが重要と考えているところ。
こうした中で、丘珠空港については、「道内空港活性化ビジョン」において、道内空港ネットワークの中核を担う空港として、また、高度医療など地域のニーズに応える空港として位置付けをしており、さらには、札幌市が国や道など関係機関とともに推進している「丘珠空港活性化プログラム」においては、道内各地で災害が発生した場合の緊急救援活動拠点として重要な役割を果たすべき空港としているところ。
このため、道では、本年3月に、札幌市との間で、航空に関する連絡調整会議を設置し、密接な情報交換を開始したところであり、丘珠空港の諸課題の解決などに向け、札幌市をはじめ関係機関と一層連携して取り組んでまいる考え。
E,民間投資を喚起させる知事の覚悟について
国際線・国内線は基より、道内地方路線の充実は、観光客の増加のみならず、道民移動の増加にもつながり、道が目指す広域自治圏を中心とした道民移動の利便性を高めることは、札幌への人口流入に歯止めをかける一助ともなり得るはずです。
地下鉄東豊線栄町駅からモエレ沼公園に掛けてアーバンロープウェイで結ぶことで連動させる副都心機能の強化や、アウトレットなど観光客もターゲットとした商業施設の誘致、ウインタースポーツ・ナショナルトレーニングセンターの誘致など丘珠空港を中心とした地域の雇用創出の規模は、3000人とも6000人とも期待されるところなのです。
しかし、残念ながら札幌丘珠空港の再開発には、最低でも10年間は必要と見込まれていて、2026年札幌オリンピック・パラリンピックの誘致活動の推移が、大きく影響するものと予想されています。また北海道新幹線の札幌延伸が5年短縮されたことは記憶に新しいことなのではありますが、それでも2030年はまだ遠い将来の約束でしかなく、直ちに民間投資を促すほどに至っていないことも事実です。
民間ベースでこのことを考える時、民間経済のペースはそんなに歩みの遅いものではありません。しかし、5年予測であっては足が短すぎることも懸念されることとなってしまいます。
新しい総合計画をはじめとする長短期を上手くミックスした多様で具体的な計画を、北海道民の皆さまに早期にお示しすることによって、適宜な政策を以て民間投資を促しながら、同時に民間需要喚起を間断なく実行していくことによって、「輝きつづける北海道」を実現していく覚悟が必要なのであります。北海道民の皆さんや企業の皆さんの投資欲を刺激するほどの姿を示す知事の覚悟が必要なのです。覚悟のほどを伺います。
【答弁】
観光振興に係る投資意欲の喚起についてでありますがか、国内外からの観光客の更なる誘致を促進していくためには、民間投資も積極的に活用しながら、官民一体となって受入体制の整備に取り組んでいくことが重要であると認識。
このため、観光投資セミナーの開催など民間の投資を呼び込む取り組みのほか、観光入込の季節的な偏在や道央圏への集中の解消といった中長期的に民間が投資しやすい環境を整えていくなどしながら、外国人観光客300万人の実現に向け、私自身が先頭に立って、輝くアジアの北海道づくりを戦略的に進めてまいる考え。
あと何期の間、高橋はるみ知事が知事という重責をお勤めになられるのか私には判りません。しかし何期お勤めになろうが、ほかの誰かに知事が替わることになろうが、北海道の皆さまは、高橋知事が掲げる「輝きつづける北海道」で元気に暮らし、観光客の皆さまを、ビジネス客の皆さまを、多くのお客様をお迎えし続けなければならないのです。
絶対に「絵に描いた餅」にならぬように、道職員の皆さんを鼓舞し続けながら、北海道民の期待に、日本国・世界中の北海道マニアの皆様の期待に応え続けられる北海道を描き出し、実現のものとすべく諸政策を実行していただけますようにお願い致します。
以上、再質問を留保し、わたくしの質問を終了させていただきます。
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ただいまご答弁を頂いたところではありますが、以下、指摘をさせていただきます。
新千歳空港の危機管理についてでありますが、わたくしは、道としての役割をお聞きしたのであって、更に短中期的に使用不能となった新千歳空港の代替機能のうち、道が果たすべき役割をどうコントロールするのかを伺ったのであります。
答弁いただいた内容の通りであるならば、発災後の道の役割を、事後対応でしか想定していないということになってしまいます。
これは、発災後に「適切に対処する」ことは基より、事前に道の役割を想定して、関係機関並びに、内外に対して発信しておき、万が一のその時に、必要な連携や行動をとれることが大切なのだと考えています。
これは、もはや、総務部としての危機管理対策のみならず、経済部や総合政策部といった庁内横断的な視点で、二次交通を含めた関係機関や民間との連携が、広く可能となる役割を果たさなければならないものと考えます。
よって、いつでも安心してお越しいただくことの出来る北海道を、多くの皆さまに示すことこそが、道の役割に違いないのであります。
つきましては、速やかに、万が一のための新千歳空港の代替機能について、道が果たす役割を整理・調整し、内外に発信していただけますように指摘しておくこととします。
以上、わたくしの質問を終了させていただきます。
ありがとうございました。
いよいよ明日9月17日午前10時より、「平成27年度北海道議会第3回定例会」において一般質問に立たせていただきます。第2回定例会に引き続き、2回目の機会を与えて頂くこととなりました。
今回は・・・、
①北海道創生総合戦略の実現について
A,北海道創生総合戦略が示す将来について
B,外国人観光客300万人の出所根拠について
C,戦略実現のための民間との連携や要請について
②道内地方空港の活性化及び札幌丘珠空港の役割と将来像について
A,「道内空港活性化ビジョン」の見直しについて
B,北海道の玄関口としての新千歳空港の在り方について
C,新千歳空港の危機管理について
D,札幌丘珠空港の可能性と札幌市との連携について
E,民間投資を喚起させる知事の覚悟について
・・・となります。
自らも参加させていただいている「丘珠研究会」(加森公人代表)か、ら9月18日に発表される提言書の一端に触れながら、北海道の、札幌の、更なるカンフル剤となり得る札幌丘珠空港の可能性と北海道庁の認識について、高橋はるみ知事に質問させていただく予定となっています。
この政策課題は、前北海道議会議員の道見しげのぶ先生が、政治生活30年の総仕上げとして、4年前から取り組まれているものでもあり、その志を気概を引き継いで「北の元気玉」道見やすのりも最優先課題として取り組んでいる政策でもあります。
また29日には、予算特別委員会にて、さらに深堀りした質問を行う予定ともなっています。
これらの成果を以て、安心で安全な、快適で便利な北海道の魅力として実現できるように働いて参ります。
何卒よろしくお願い致します。
北の元気玉 道見やすのり拝
※質問内容と知事の答弁については、近日中に公開させいただきます。
本日から北海道議会第三回定例会が開会されました。
10月2日までの25日間、高橋はるみ知事の諸政策を実効性高く、確実に道民の皆さまへ元気をお届けするために議論を尽くすこととなります。
今の予定では、第二回定例会に続き、9月17日(木)午前に一般質問の機会を与えて頂くことが出来ました。
道見しげのぶ先生から引き継がせていただいている「札幌丘珠空港の役割と将来像について」を主テーマとして、知事へ質問させていただきます。
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さて開会初日、午後12時15分から第38回北海道議会議場コンサートが催されました。平成6年から続くこの催しは、議会がより身近なものとなり、また本道における芸術・文化の振興に少しでも寄与できることを願い開催されているものです。
今年は、札幌市立真栄中学校合唱部の皆さんに、その素晴らしい歌声を披露していただくこととなりました。
小山薫先生ご指導の下、中学生とは思えぬほどの声量とハーモニーは、素直に心に届くものでありました。
心洗われるひと時でありました。
ありがとうございました。
彼らの動画を下記アドレスに投稿してあります。ぜひご覧になってください。
https://www.facebook.com/dododoyas/videos/963034533761074/?pnref=story
本日は「北海道戦没者追悼式」に初めて参列させていただきました。
高橋はるみ北海道知事はじめご来賓の皆さま、多くのご遺族の皆さまとご一緒に、過去の戦いで亡くなられたすべての英霊と、異国の地で故郷を思い無念を胸に亡くなられたすべて御霊に心中より哀悼の意を表させていただきました。
今の日本を思うとき、改めて不戦の誓いと世界の平和を願う者として、我らが国の平和と安全を如何に守り、如何に継承していくかの責任を、全身全霊を以て役割を果たしていかなければならないことを考えさせられるのであります。
昨今の世情を顧みると、個人主義・自由主義が蔓延る今にあっては、大切な何かを忘れ去ってしまっていないかを、まずは自らに繰り返し問い直す日々であり、「日本国」に守られ生きる誇りを次代にしっかりと伝えていかなければならない責任を自覚するのでもあります。
「家族を守り、地域を守り、まちを守り、北海道を守り、国を守り、そして誇りを守る」
北海道民である喜びを感じ続けることのできる未来を創るために働いて参ります。
北の元気玉 道見やすのり拝
9月 環境生活委員会 質問
「北海道生物の多様性の保全等に関する条例」の外来種の指定について
8月の当委員会で、本条例の総論について質問させていただきました。
その中で、生物多様性の考え方を位置付けた生物多様性保全計画にあっては保全と利用の両面からバランスを整えていく必要があることを答弁いただいたところです。
生物に多様性があるように、私たち人間側にも考え方や捉え方に多様性が存在していることを認識しなければなりません。
それらは地理的条件や文化・歴史・経済等が複雑に関わっていることから、十分に踏まえて取り組むことが重要であることも確認できました。
これらを北海道民の皆さまと有益に推進していくためには、さまざまな団体・機関と連携しながら積極的な情報発信に努めることが重要であり、保全計画の見直しにあたっては、生物多様性の「認知度」を指標として設定し、具体的な目標に向けて取り組まれると、その覚悟のほども伺ったところでもあります。
この度、生物多様性保全条例に基づく指定外来種の第一次指定案が報告されたところですが、本委員会では、その各論の一部について質問させていただきます。
① まず外来種の指定についてです。
北海道では、先に指定外来種の選定を行うために「北海道の外来種リスト」860種を基本として37種を選定し、そこから緊急性や経済性の観点から12種を北海道環境審議会に諮問し、第一次指定の案として告示される運びと伺っています。
どのような観点で取りまとめられたのか、また今後予定される二次指定以降の選定のスケジュールとその選定基準について伺います。
【道答弁】
指定候補種の選定についてでありますが、指定外来種の指定の目的は、本道の生物多様性への影響を防止することであり、第一次指定の候補種の選定にあたっては、本道の生物多様性に現に著しい影響を及ぼしている、または影響を及ぼすおそれのある外来種のうち緊急性が高いものに着目し、専門家などの意見等を踏まえて37種を選定し、社会的・経済的影響や、他法令による同様の規制の有無、防除の実効性などを考慮し、12種に絞り込んだ。
第二次指定の選定については、一次指定から外れた種も含めて、専門家などの意見を伺いながら、生物多様性への影響に係る科学的知見の集積や本道への定着状況などを勘案のうえ、指定の必要性などを検討していく考え
② 第一次指定の選定過程において、社会的・経済的影響が認められた種とは具体的に何であったのか、また具体的にどのような懸念や心配が出されたのかを伺います。更にはそれらの今後の指定の可能性についても伺います。
【道答弁】
社会的・経済的な影響についてでありますが、最初に候補として選定した37種のうち、ニジマス・カブトムシ、ゲンジボタルの3種については、市町村などから観光資源としての活用など地域振興との関わりから慎重に検討してほしい党の意見があり、道としてはこうした意見も考慮して、第一次指定の候補とはしなかった。
ニジマスをはじめ、これらの種については、適切な管理や利用のあり方などを含めて、市町村や関係団体、専門家などのご意見を伺いながら引き続き検討していくことが必要と考えている。
③ では、指定外来種の選定から外れたニジマスに関して伺います。
ニジマスを指定外来種の指定から除外するように、日本国中は基より世界から2万5千筆を超える署名を集めて、昨年三月に道へ提出したニジマス未来プロジェクト(後に北海道トラウト未来プロジェクトに改称)によりますと、生物多様性の保全という目的に対して、ニジマスの排除が有効で且つ第一次指定で優先されることは考え難く、研究・事象の説明が不十分であること、更には実際に排除(駆除)の方法も未確立で不可能に近いこと、その手段として放流禁止という結論は、現状を熟慮した方法とは考え難いことのことでありました。
現状でニジマスは観光資源・釣り資源として有効に機能しており、無作為な放流の問題は残るものの、官学民がお互いを尊重しつつ知恵を出し合うことで、一律的な駆除や放流禁止などではなく個々の地域地域の実情に合った有効で適切な管理方法が確立できると考えています。
静岡県富士宮市ではこのニジマスを市の魚として制定されているほど身近な魚なのでもあります。
そのような中で、国の生態系被害防止外来種リストに基づく「産業管理外来種」とした意味について伺います。
【道答弁】
ニジマスについでありますが、本年3月、国においては、生態系に被害を及ぼすおそれのある外来種に関していわゆる「生態系被害防止外来種リスト」を公表している。このリストでは、ニジマスは古くから大量に養殖・放流がされてきている水産上の重要魚種となっている一方で、北海道では広い範囲に定着しており、いったん定着すると在来種との競合が生じるため、これ以上の分布拡大をしないよう、その利用にあたっては適切な管理が必要とされる「産業管理外来種」として位置づけられている。
こうしたことを踏まえて、今後道内での適切な管理や利用のあり方などを含めて、市町村や関係団体、専門家などのご意見を伺いながら引き続き検討していくことが必要と考えている。
④ 北海道が将来に渡って多くの旅行客・ビジネス客の皆さまにお越しいただくことができる大地であるためには、保全性という視点と同時に、経済性という利用する視点が、他の地域と比べて大きな優位性を確保できる強みとなり得ることは言うまでもありません。
知床の世界自然遺産をはじめとする、四季に富み、雄大な自然と共生する私たちは、北海道にお越しいただき、北海道を堪能していただき、北海道を味わっていただき、北海道で感動していただけることが、急激な人口減少が避けられない北海道民が未来・将来に渡って明るく暮らしていく元気の源となることに違い有りません。
〇〇ツーリズムというコンテンツ展開、例えばグリーンツーリズムやサイクルツーリズム、フィッシングツーリズムと無限に広がるその可能性は、まさしく北海道の多様性を活かしたものであると捉えることができます。
保全することと、利用すること、いかにバランス良く両立させるかが北海道に問われる
こととなるはずなのです。
北海道は今後の指定外来種の選定にあたって、どのようなバランス感覚をもって采配を振るっていくお考えなのかを伺います。
【道答弁】
外来種についてでありますが、生物多様性保全条例に基づく「外来種対策基本方針」では、指定外来種を選定する際には、これまで答弁しているように、指定に伴う社会的・経済的影響を考慮することとしている。
今後の指定にあたっては、生物多様性への影響を防止する観点と、地域における利用方法や指定に伴う影響など、その種を取り巻く様々な状況を勘案しながら、慎重に検討していく考えであり、保全と利用のバランスを保ちながら本道の豊かな生物多様性を確保してまいる。
⑤ 温暖化などの気候変動に伴って動植物の分布など生態系の変化が起きていることは明らかであります。
サケ・マスやサンマなどの海洋資源の漁獲量の激減や本来生息してなかったはずの熱帯性の魚が網に掛かることも珍しくなく、更にはブリにあっては来遊量が飛躍的に増加していると聞いています。
北海道を取り巻く自然環境が足もとから大きく変化し始めている中にあって、それに伴い変化を続ける生物多様性をどのように保全していくかを伺うと共に、指定外来種として指定された種や、そもそも道内に生息していなかった種が、将来の環境の変化により、自然の状態で生息域を拡大することで道内に生息するようになった場合にどう扱うのかを伺います。
【道答弁】
自然環境の変化への対応についてでありますが、8月5日に開催した環境審議会自然環境部会において、指定外来種の指定についてご審議いただいた際、環境が変化することによって生物多様性も影響を受けるため、現時点で外来種として扱っている種も長期的に見た場合には、自然の状態でも本道に侵入してくる可能性があることが指摘された。
指定外来種については、本道における現時点での生物多様性への影響を防止するものであり、将来的に気候変動などの自然環境の変化による本道への生息域の拡大などにより、見直しの必要が生じる場合もあると考えている。
では最後にいくつか指摘をさせていただきたいと思います。
今回、新たに指定外来種として指定する種の指定などについて伺いましたが、生物多様性の保全や利用を考える中で、外来種として扱うのか在来種として扱うかの判断が難しい種や、在来種であっても、その生息や分布に人の手が大きく関わっていて、積極的に利用を検討すべきと考える種もあります。
ヒメマスは、大昔に阿寒湖などに遡上したベニザケの陸封型として位置づけられていて、アメリカ・カナダ・カムチャッカ半島、北海道阿寒湖やチミケップ湖を原産とされていていますが、一説によると遡河回遊性の高い種であることから外来種と言ってもよいと判断できます。降海型という点ではニジマスも同様なのかもしれません。
どの時点の北海道の在り様を保全しようとしているのかにも寄りますが、北海道の外来種リストにも含まれないヒメマスは、ベニザケの陸封型であることからその矛盾が指摘されるところでもあります。
そのヒメマスは、道内の多くの湖沼に食用として移植・増殖されてきており、その点でもニジマスと類似した点が多いことは明らかなのであります。
学説的に言ってヒメマスが在来固有種で、ニジマスが外来種であるという説には、議論が尽きないことであると伺っています。
生物多様性の保全には賛成であっても、外来種の選定にあっては異論が尽きないのは、地理的条件や文化・歴史・経済等が選定基準に大きな影響があることの証左だと認めざるを得ないのが現状であると考えています。
一方、サクラマスについては、水産資源としての兼ね合いから、浜益川や忠類川のサケやカラフトマスのように河川及びエリアを指定してライセンス制など試験的な採捕利用方法で調査期間を設けていくことも可能であると考えています。
北海道におけるサクラマスは「獲るな・触るな」なのではなく、福井県九頭竜川における遊漁として確立された地方活性化策などにみられる、地方の観光経済活性化や運営における雇用促進のためなどを念頭にアイディアを持ち寄って話し合いの場を設けていくべきだと考えています。
この課題を生物多様性の問題として捉えなおすと、経済的利用の促進は適切な管理ルールの下であるならば、積極的に取り入れていくべきなのだと考えられるからなのです。
また、それは産卵親魚を守り、翌年のスモルトサクラマスやヤマメの増幅(間接的増殖)に繋がっていくのだと考えています。
尚、これらついては、経済部や水産林務部、環境生活部と横断的な問題となるために簡単に結論を導き出せることにはなりません。あえて課題を提起するに留めておくこととします。
更には、この議論を深めていく中で、そもそも、私たちは、どの時点の北海道の生物の多様性を保全しようとしているのか、もっとも大切な視点が固定されていないことに気づかされています。
在来種を保全することと、温暖化をはじめとする、常に変動が伴う自然環境の中にあって、希少種を保全すること、外来種の蔓延を防止することと、その最中(さなか)にあって社会的・経済的背景から、それらを利用することと、実に複雑で単純ではない議論がそこには存在するのです。
これらを混在し、結論を急ぐことは稚拙でありますが、かと言って、日に日に環境が変化する現実を前にして議論を放置することは、今を生きる私たちが未来の世代に対する責任を放棄することになってしまいます。
まさしく道が主体となって、市町村や関係団体、専門家などのご意見を伺いながら、引き続き検討を重ねることに尽きると考えています。
論点を整理し、旬を外さずにその時々で方針を打ち出していくことが必要なのだと考えています。
これらの課題に関しては引き続き、今後の委員会で議論を深めて参りたいと考えていますので、よろしくお願い致します。
以上で、質問を終えたいと思います。 ありがとうございました。
昨日、『道見しげのぶ連合後援会解散式』並びに『道見やすのり選挙対策本部解散式』『道見やすのり連合後援会発足式』を開催させていただきました。
やっとこの日を迎えられましたことは感慨一入なのであり、多くの支援者の皆さま、地域の皆さまにお支え頂いていることを思い知ることができた大切な節目ともなりました(^◇^)
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開会前と懇親会中には、これまでの数え切れない程の多くの写真を事務所スタッフの皆さんがスライドショーに仕立て、皆さまにご覧いただくことができました(*^▽^*)
今では70~80歳代をも超える程となられた支援者の方々も、当時はエネルギッシュな世代であられ、写真の中の若かりし頃のご自身のお姿を懐かしげに、時に笑いあり涙ありの大盛り上がりの~感謝の集い~となりました。
道見しげのぶ先生におかれましては、選挙の準備から含めると30年もの間、お世話になってきた方々に大きな感謝とともに区切りをつけさせていただくことが出来きたことと思われます。
この日も「重信節」は炸裂しておりましたが、どこか寂しげであられたことは、会場にいらっしゃる皆さまにも伝わっていたことと思われます(T_T)
また、やすのり選挙対策本部解散式では、直前まで冷や冷やさせてしまう展開となった選挙戦でありましたので、皆さま口々に「良かった、本当に良かった」と安堵と歓喜の入り混じる感謝感謝に尽きる会ありました。
しかし、結果として『21401』もの元気と勇気をお与えいただけたことは、お集まりいただけた皆さまは基よりご支援ご声援いただいた地域の皆さまから付託された『夢』を実現させなければならない責務を背負ったこととも言えるのであります。
『北の元気玉』を名乗る以上は、立ち止まる訳にはいきません。
迷うことなく、決して奢ることなく、謙虚な姿勢で議員活動に邁進することをお誓い申し上げた次第であります。
更には、やすのり連合後援会発足式は、本来ならば選挙戦前に組織しなければならないものと心得ておりました。しかし、重信連合後援会の皆様に並々ならぬご支援ご声援をいただかなければ決して辿り着くことができない挑戦でございましたので、このような時期となってしまいました。
青柳会長はじめ多くの役員の皆さまにお役を引受けいただくことが出来て、私は本当に幸せ者でございますm(__)m
懇親会で皆様の下を廻らせていただく中で、本当に力強いお言葉をお掛けいただくことが出来て、まだ4ヶ月しか経たぬ経験も未熟な「北の元気玉」に多大な期待を寄せて頂いていることを実感するに至り、益々身の引き締まる思いを改めたところなのであります。
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まもなく第3回定例会が始まります。
再び一般質問の機会を与えて頂けることになりました。
今回は「札幌丘珠空港の役割と将来像」について高橋知事に質問させていただく予定にしております。
北海道に元気を取り戻すために、
北海道を強くするために、
皆様の暮らしに元気をお届けするために、
あなたの暮らしに元気をお届けするために・・・
北の元気玉 道見やすのり 今日も走って汗して働いて参ります。
何卒よろしくお願い致します。
北の元気玉 道見やすのり拝
本日午後六時半から『 道見しげのぶ連合後援会解散式』並びに『道見やすのり選挙対策本部解散式』 『道見やすのり連合後援会発足式』~感謝の集い~を札幌サンプラザの金枝の間で開催させていただきます。
統一地方選挙から4ヶ月が経とうとしています。あっという間の4ヶ月でございました。
これまで30年という長きに渡り「道見しげのぶ」をお支えいただきました皆さまに、
9か月間の選挙戦を共に勝ち抜いていただいた皆さまに、
そして、これから共に「地域」を「札幌」を「北海道」を元気にするために、ご支援ご声援いただかなくてはいけない皆さまに、心を込めての感謝をお伝えさせていただきたいと思います。
残念ながらご参加いただけない皆様への想いも込めて、精一杯おもてなしさせていただきたいと考えております。
どうぞよろしくお願い致しますm(__)m
道見やすのり事務所スタッフ
本日午後1時過ぎより環境生活委員会が開催されました。
その中で「2R(リデュース・リユース)の取組みについて」質問させていただきましたので、その全文を公開させていただきます。
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リサイクルよりも優先順位の高い2R(リデュース・リユース)については、平成25年5月に国が策定し「第三次循環型社会形成推進基本計画」において、特に、リユースについては主要な循環型産業の一つとして位置付け、リユース品が広く活用されるとともに、リユースに係る健全なビジネス市場の形成につながるように取組みを進めることとしています。
先ごろ、環境省では、この取組の一環として、全国の市町村へのリユースの展開・波及の観点から、6つの効果的な推進方策を示し、市町村におけるリユースの取組方法やこれを実施・展開する際のポイント等を整理した「市町村による使用済製品等のリユース取組促進のための手引き」を策定し、今後、都道府県を通じて、市町村に対して同手引きの情報提供を行い、市町村におけるリユースの取組の推進を図っていくとの報道がありました。
そのような中にあって、北海道では、平成22年4月に策定した「北海道循環型社会形成推進基本計画」の中間見直しを、平成26年度に実施しています。その中で、循環型社会の着実な形成に向けて、引き続き、道民やNPO、事業者等と連携・協働のもと、それぞれの地域特性に応じた取り組みを進めることとし、特にリデュースとリユースの2Rの取組みをより一層推進するとされています。
そこで、北海道としての2Rの取組状況などに関して質問させていただきます。
各答弁をいただいたところではありますが、もう一点指摘させていただくこととします。
本件も含め、行政が関わる取組みの場合、往々にして民活の議論がなされることと思います。
公正・公平を是とする行政としての姿勢を理解できない訳ではありませんが、むしろ、より民間の活力を積極的に取り込んだ取組みの効果は、その目的の実現性をより高みへと導くことが出来るものと考えています。
北海道が未来に渡って「勝ち組」となっていくためには、国の方針に基づく横並びな地方施策を展開することだけでは、その限りは明らかなのであります。
北海道らしさを活かした、北海道の強みを生かした、道内事業者の気概を十二分に発揮し活躍していただける施策を推進していただくためにも、北海道庁として官民の垣根を越えた謙虚な政策の実行者であっていただきたいと思うのです。先に述べた「ハンドブックの編集」や「共同ポスターの作成」など比較的取り組みやすい協働については、是非にでも実現させていただけますようにお願い申し上げて、この質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
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本日午後1時過ぎより環境生活委員会が開催されました。
その中で「北海道生物多様性保全計画」(見直し案)に関する報告聴取がなされ、質疑させていただきましたので、その全文を公開させていただきます。
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「北海道生物多様性保全計画」の見直し案について報告があったところでありますが、生物多様性の保全と利用について質疑させていただきます。
北海道では、世界自然遺産に登録されている知床や、ラムサール条約に登録されている釧路湿原など豊かな自然環境に恵まれており、そこには多種多様な野生動植物が生息・生育しています。
この北海道の貴重な自然を適切に保全して、次の世代に継承していくことは、私たちに課せられた使命であるとも断言できます。
しかしながら私たちが生活していくためには経済活動が必要となり、すべての自然を原始のままに保全していくことは出来ないのが現実であります。
そのため、生物多様性を保全することは勿論でありますが、一方では適正に利用していくことも必要となり、その方向性を誤らぬような方針を立てて、バランスを保つことが重要だと考えています。
1,まずは、北海道生物多様性保全計画においては、その保全と利用についてどのような方針を掲げているのかを伺います。
2,自然環境や経済など地域には様々な特性が共生しています。生物多様性の保全と利用の目標を達成するには、このような地域の様々な状況に応じた、きめ細かい施策を展開していく必要があると考えています。生物多様性保全計画は、まさに、その道しるべとなるものでありますが、地域などの特性に応じた生物多様性の保全と利用について、どのように取り組んでいくこととしているのかを伺います。
3,生物多様性の保全や利用のあり方には、経済的な側面からの考慮など、様々な形態があることを無視することは出来ません。計画の基本方針や施策別の実施方針に基づいて施策を推進していくわけですが、たとえば、園芸種など様々な形で利用されている外来生物であったり、産業にも大きな影響を及ぼしているエゾシカやヒグマなど、具体的にはどのように取り組んでいくべきか、その判断が難しいケースも多く出てくると考えられます。このような、難しい判断が迫られるような個々のケースにどのように対応していくのかを伺います。
4,環境保全に関する技術は飛躍的に進歩を遂げてきていると伺っております。先日、NHKが「環境DNA」について報道されていたところでありますが、生物生息状況調査では、これまで実際に魚などを捕獲して調査しなければならなかったものが、川や海などからバケツ一杯の水を採取することで、その中に混じっているフンや体細胞などのDNAなどを調べることにより、はるかに効率的かつ正確に生物分布状況などが把握できるということであります。ついては道においても、道総研の環境科学研究センターや大学と連携し、このようなに先進技術を積極的に取り組んでいくべきだと思われます。道の見解を伺います。
5,生物多様性の保全に関する取り組みは、私たち道民が理解し、連携して推進していかなければなりません。住んでいる地域や自然環境、生活様式や経済の状況、文化の違いなどにより、生物多様性に関する認識も人によって異なってしまうと考えられます。生物多様性保全計画に基づいて、様々な機関や団体、道民の方々が連携しながら施策を推進していくためには、一定程度の共通認識が必要であり、計画に記載されている生物多様性の考え方や計画の趣旨、生物多様性をめぐる情勢、現状や課題など多くの道民が正しく理解していくことも重要だと考えます。道民の理解を深めていくためには、普及啓発など効果的に取り組んでいく必要があると考えますが、どのように対応していくのか伺います。
私たちの北海道における自然環境はかけがえのないものであり、北海道の宝であり、唯一無二の強みなのであると考えています。道民みんなが正しい認識を持って、生物多様性に取り組んでいくことは大変に重要なことであります。この度、見直すこととした計画に基づいて取組みが加速されていくことを期待しています。
今回は、総論について質問させていただいたところでありますが、明日8月5日には北海道環境審議会の自然環境部会が開催されて、生物多様性保全条例に基づく指定外来種の指定について諮問されることとなっていると聞いております。
今後、道では審議会からいただいた答申を基にして、指定案をまとめることになると思いますが、指定外来種の指定など、生物多様性の保全に関する各論については、今後さらに本委員会などで議論させていただくことを付け加えて質問を終えたいと思います。ありがとうございました。
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小雨が混じる朝となり心配されましたが、無事に「第一回 北の元気玉杯 道見やすのり後援会 親睦パークゴルフ大会」を茨戸パークゴルフ場で開催させていただきました。
受付が午前八時からのご案内でしたが、午前八時には参加者の皆さまが揃っていただける嬉しい朝となりました(*^▽^*)
青柳実行委員長(道見やすのり連合後援会会長)のご挨拶から始まり、北の元気玉からの感謝のご挨拶もそこそこにプレースタートです(‘◇’)ゞ
朝心配された降雨も収まり、お怪我された方もなく、参加された皆さまと楽しくプレーをご一緒できたことは何よりの幸せでございます。
本大会をお支えいただきました実行委員会の皆さま、北区パークゴルフ協会佐藤会長をはじめとする運営をお手伝いいただきました協会員の皆さま、連日夜遅くまで準備にあたっていただいた事務所スタッフの皆さん、そして何よりもご参加いただきました皆様に心からの感謝を申し上げさせていただきます。
本当にありがとうございました。
今年の経験を活かして、より皆様に楽しんでいただくことのできる「第二回」の開催へ向けて精進して参ります。
今後も「北の元気玉 道見やすのり」にご支援ご声援賜りますようによろしくお願い申し上げます。
誠にありがとうごさいました。
北の元気玉 道見やすのり拝
暑く蒸す日が続いております。皆さまいかがお過ごしでしょうか?
事務所ではこの暑さにたまりかねて、扇風機が1台加わりました(^^;)
まだしばらくこのような日が続くようです。
熱中症にお気をつけ頂けますようにご自愛い下さいますようにお願い致します。
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さて、明日いよいよ「第一回 北の元気玉杯 道見やすのり連合後援会 親睦パークゴルフ大会」が開催されます。
多くの皆さまにお集まりいただけるよう務めてまいりました。
大変嬉しいことに見込以上の多くの皆さまにご参加いただける運びとなりました。
誠にありがとうございますm(__)m
これまで実行委員会の皆さまをはじめ、多くの支援者の皆さまにご協力を賜りながら準備を進めて参りました。
明日の朝、パークゴルフ場を貸し切っての開催となります。
参加いただける皆さまにお楽しみいただけますように、事務所スタッフ一同で精一杯おもてなしさせて頂きたいと考えております。
何卒よろしくお願い申し上げます。
道見やすのり事務所スタッフより